今回私の所属するチームでコロナクラスターが発生してしまい、かなり大変な状況となりました。
Bリーグの試合も今シーズン初の試合中止となってしまいました。
Bリーグの方針
現在のコロナの扱いとしては国としても共存してイベントを中止しないよう配慮しながら進める体制となっています。
Bリーグでも2021-2022シーズンではコロナ感染者がチームで出てしまった場合、試合中止が相次いでいました。
しかし、プレイオフから試合は中止にしない方針へと変わり、濃厚接触者扱いからその他の接触者として短期間での復帰が可能となっていました。
昨シーズンまでは2週間に1度PCR検査を実施して試合に対応するということがリーグとしての対策でありましたが、今シーズンからPCR検査はリーグとしては実施せず出場条件としては体調不良がなければ問題なしという形式となっています。
また昨シーズンは試合当日の健康管理アプリにて問題がある選手はエントリーできないという形式でしたが、今シーズンは健康管理アプリでの試合当日のエントリー案件からも排除されています。
この辺りはBリーグとしての業務負担も大きく対応が難しいという判断なのでしょう。
その他の接触者という扱い
Bリーグでは2022-2023シーズンでは、試合が開催されたり、練習にてマスクを装着しない接触者はその他の接触者という扱いとし、基本的に濃厚接触者とならず隔離の必要がない者となっています。
濃厚接触者は家族などの同居人の場合となり、最低限の隔離対象者となっています。
そのためチーム内にコロナ陽性者になった者がいてもチーム活動が停止することはなく、実施できる利点ができています。
その反面感染力は実際に強くバスケットボールを行うことで感染者が続出してしまうリスクもあるという現実もあります。
選手同士はその他の接触者に、同居人が濃厚接触者になるんです
コロナ陽性者の判定
実際に何を基準に判断するのかというと、体調不良となったものは抗原検査を実施すること。
抗原検査で陽性の場合、医療機関でPCR検査実施にて陽性で確定となります。
ただチームとしても体調不良の場合、コロナの疑いを持つことが前提となるため、まずは医療機関にてコロナの検査を実施します。
それと同時にインフルエンザやノロウィルスなどの検査も実施して原因を突き止めなければチーム合流させられないことが実際なので医療機関へ受診し検査となります。
チーム内で体調不良はまずコロナを疑わなければならないから抗原検査をまず実施へ
地域の病院ではコロナの検査として37.5度以上の患者でないとPCR検査を行なってくれないケースもあるため、発熱がないケースではしばらく様子をみなければならないこともあります。
この辺りの判断が難しく、抗原検査では陽性になりにくくタイムラグが生じます。
実際に昨シーズン抗原検査を実施しても陽性になるまでに2日間の遅れが発生しているので、タイムラグがあり抗原検査にて判断すること自体信頼性は低いと感じています。
ただし、抗原検査で陽性となった場合PCR検査ではまず陽性となるので、抗原検査陽性の場合は確定材料になってきます。
抗原検査で陰性でも安心できない現実があるから判断がとても難しい
しかし、医療機関で行なった検査以外は確定要因にならないため抗原検査で陽性となっても、医療機関でPCR検査陽性で確定となります。
コロナ陽性では現在妊婦さんや65歳以上の方、重度の障害がある方など以外では保健所に届ける必要もないため、個人で加入している保険も対象外となっています。
地域の保健センターより物資の支給はいただくことができるかと思います。
Bリーグの試合出場条件
Bリーグの試合出場エントリーをするにも選手・スタッフで条件があります。
コロナ発症しても現在保健所に連絡しなくても大丈夫な体制となっていて、自分自身の判断となります。
発症日は症状がではじめた日に当たります。これは陽性になった日とは限らず咳や喉の違和感がでたりという何らかの症状が出た日になります。
その後抗原検査やPCR検査で陽性となった場合、いつからカウントするかという点がポイントとなります。
Bリーグと地域での扱いの違いもあるから結構複雑になるんですよ
症状が出た発症日を0日目として7日間隔離して8日目から解除となります。
無症状の場合では陽性判定が出た日を0日目として5日間隔離し、6日目から解除となります。
しかし、Bリーグでは解除日出会ってもその後3日間は条件付きの復帰となっています。
試合開始時間より3時間以内に抗原検査にて陰性が条件となります。
陰性とならない場合は、解除となっていても試合でのエントリーは不可ということになります。
地域でのコロナによる隔離体制
都道府県によってもルールが異なっているかと思いますが、私の所属する群馬県では以下のような対応となっています。
発症した2日前からさかのぼり、家族など同居人の濃厚接触者の判定となります。
発症日を0日として有症状の場合7日間の隔離期間を経て8日目から解除となります。
5日目に検査を実施して陰性であれば6日目より解除できます。
実際には10日間は感染のリスクはあるので不要不急でなければ自粛しないと感染拡大にも
ただし、10日間は感染させるリスクが高いので不要不急の外出は避け行動に配慮することとなっています。
無症状では陽性確定日を0日目として5日間の隔離を経て6日目より解除となります。
10日間はハイリスクということで不要不急の外出は避けることとなっています。
濃厚接触者の場合は、陽性者の発症日を0日目として2日目と3日目に抗原検査で2日連続で陰性であれば3日目の即日解除となります。
このあたりは都道府県の保健センターのホームページで確認できますので確認しましょう。
コロナ感染した経緯
実際にチームでコロナに感染した原因は不明であり、感染ルートがわかっていません。
所属する市では感染者が増加中でありました。
原因不明の感染ルート
今回選手5名、スタッフ3名が感染してしまいましたが、その数週間前にスタッフが2名感染していました。
1名は有症状で体調不良となったため、抗原検査を実施したところ陽性判定となり、この後PCR検査でも陽性となり確定しました。
そのため、選手スタッフの全員が抗原検査を実施したところ無症状で1名抗原検査で陽性となったため、PCR検査を実施したところ陽性となっています。
どこから感染したのかが全くわからない...
そしてその後すぐに遠征に行き、喉の違和感があるスタッフがいました。
遠征中試合に際しての抗原検査は陰性となっていましたが、遠征後に喉の違和感が強くなり抗原検査で陽性となっています。
その遠征中に喉の違和感がもう1名いたのですが、ホテルの乾燥で喉がおかしいとのことで様子を見るしかなく、その3日後に悪化傾向となったため抗原検査実施。
抗原検査で陽性となったためPCR検査実施で陽性となり確定しています。
一人でも陽性となれば全員検査必須となってしまう
この時点で選手スタッフ全員抗原検査を実施しなければならないため検査実施で2名が陽性反応へ。
PCR検査にて陽性が確定しました。
この時点で選手3名が感染しています。翌日には遠征が控えていました。
Bリーグとしては抗原検査が確定要件です。
選手は不安となり、全員PCR検査の必要性があると主張。
難しい問題です。
リーグでは抗原検査も確定要件だけど実際に不安は残ってしまう...
移動日当日の練習をやめPCR検査を実施することにしています。
しかし、当日の検査で当日の確定するには人数制限があり、選手分しかPCR検査も行えませんでした。
移動日のバスに乗った状態でPCR検査で陰性であれば遠征に出発、陽性者が2名出た場合中止となるため解散。
そんな状況下でバスで待機しながら検査結果を待っていました。
PCR検査で無症状の陽性者が2名出てしまったため試合中止となってしまいました。
Bリーグでは7名以上の選手がエントリーできれば試合は開催されるというルールです。
我々は1名怪我人がいて練習も行なっていなかったためもちろん試合出場はできない状況です。
そのため7名確保できず試合が中止となりました。
強い感染力
その翌日スタッフが私も含めて3名有症状で感染しました。
私はチーム活動している時ほぼマスクは外すことがありませんが、それでも感染しています。
選手の健康を管理する立場なので誰よりも感染症対策もしていました。
それでも感染しています。
菌があれば感染は避けられないのでは...
感染力がいかに強力かがわかるケースとなりました。
遠征に行かなくてよかったと思える瞬間です。
実際に3名のスタッフが感染したのが影響しているのかはわかりませんが、その後選手5名、スタッフ3名の計11名が感染しています。
コロナの症状
今回コロナに感染した中には有症状者と無症状者がいます。
また4回目の予防接種を受けていても感染し有症状となっています。
4回目のワクチンを接種して2週間、4週間、6週間経過したものも有症状として感染し実際に39度の高熱も出ています。
ワクチンが有効なのかというと疑問です。
ただし、予防接種していなかったらもっとひどい症状だったのではないかと思うしかないということです。
無症状の陽性者
今回のコロナで同じ株での感染にも関わらず無症状とゆう症状の者がいました。
無症状から有症状に変わった者もいます。
個人の免疫力の違いなのかと想定するしかありません。
有症状の陽性者
症状としては発熱、喉の違和感、関節痛などが共通している項目です。
人によって症状も異なっています。
症状としては喉の痛み、咳が止まらない、声が全く出ない、味覚障害、嗅覚障害、頭痛、視覚障害、関節痛、などが各自によっても症状が異なっています。
とにかく長引きます。
症状がなくなるまで1ヶ月以上かかっているケースもあります。
同じコロナの株でも人によって症状が異なっています
私の場合発熱は38.0度程度で大したことはありませんが、関節痛がひどくかなりしんどかったです。
特に頭痛がひどく目の焦点が合わないことが現在も続いています。
コロナ自体初めて感染しましたし、病気で仕事を欠勤すること自体初めてなので、隔離が必要で参加できないこともありますが、なかなか辛い日々でした。
コロナ禍でゆっくりできればまで良いのですが、毎日のように電話やメールで自宅にいながらも対応しなければならない状況でしたので回復が遅れていたのかと思います。
チームの方針としては解除となっても抗原検査で陰性とならなければチーム合流しないことが前提としています。
チームとしてのリスク管理は徹底しないと
感染した場合10日間は感染リスクが残ると言われていますので、解除となっても抗原検査で陰性にならなければさらに感染者を増やす可能性が高いので自粛せざるを得ません。
実際に7日たち解除となっても抗原検査では陽性になってしまうケースが多く、また抗原検査では陰性となっていても体調が戻らなく現場復帰できない者もいました。
今後の課題
感染しないことが一番ですが、チームにもまだ感染していないものもいますし、チームにいつコロナが発生するかわかりません。
チームとしてのコロナ対策はかなり厳しいルールで実施していても感染しています。
とても難しい状況です。
感染者と試合開催
Bリーグはチーム内に感染者が出ても基本的に試合は中止せず実施する方針で進んでいます。
選手が7名いれば試合は開催され、スタッフが全滅しても試合中止とならないルールとなっています。
昨シーズンであれば濃厚接触者となり、試合が中止となっていたケースでも今シーズンは基本的に実施となっています。
今回私も感染し、トレーナー不足となり教え子に手伝っていただけて助かっています。
実際に外注して短期間の契約をして活動サポートしていただき業務を遂行しています。
私の場合トレーナーとして教え子が多いこと、人脈が他のトレーナーよりもあったことは助かっています。
人材を緊急で確保することは至難である
チームが急に人材確保できるとも限りません。
この辺りはBリーグ側も選手だけでなく、スタッフに対しての配慮も必要かと思っています。
新たな措置も必要ではないかと考えさせられたケースでありました。
私の抗原検査の移行
私の場合2022年12月16日より喉の違和感が少しありました。
12月16日(金)
この時点ではなんか少し変な感じという程度でそこまで気にならない程度でした。
しかし、症状があるので一応スタッフには伝えていました。
この日はPCR検査の結果で試合の中止が決まり、バスで遠征へ出発する日でした。
12月17日(土)
午前中に抗原検査実施した際は写真のように抗原検査では陰性。
喉の違和感もほんの少し気になる程度です。
体温は平熱の36.1度
個人的には全く問題がないレベルです。
しかし、夕方になり肘の関節に痛みが出てきたため明らかに違和感があったため抗原検査実施
この時点で抗原検査で陽性となりました。
体温は37.0度と微熱が出ています。
そのため、PCR検査ができる病院へ行き、PCR検査を実施しました。
その日のうちに検査結果が出たのでここでPCR検査陽性となりコロナ感染確定となりました。
夜にかけて関節痛の強い痛みと頭痛が発生
12月18日(日)
この日は関節痛がひどく、頭痛もひどい状況となりました。
体温は38.0度まで上昇していました。
とにかく頭痛と関節痛が持続してしんどい状況です。
12月21日(水)
コロナ発症が16日で5日目となったため、一旦抗原検査で確認をして見ることにしました。
しかし、通常検査のチェックの方が先に赤棒が反応するのに対して、この日は一瞬で陽性の赤棒の方が先に赤くなりました。
このくらいがピークだったのかと思います。
12月24日(土)
この日で8日目となり本来であれば療養解除日です。
しかし、チームルールで抗原検査陰性となるまでチーム合流は控えるという形式にしていますので、チームに合流はできませんでした。
抗原検査では薄らでも棒が見えれば陽性と判断しますので、この時点では陽性でした。
そのため、三遠線のGame1は自宅待機のままとなりました。
12月25日(日)
この日の朝にようやく抗原検査で陰性を確認でき、そのまま自宅から豊橋まで移動してチームへ合流しました。
Bリーグのルールで試合開始3時間前に抗原検査陰性出ないと試合のエントリーができないため、体育館に到着して再び混み右舷検査を実施。
陰性と確認できたので試合のエントリーも可能となりました。
この時点でまだひどい頭痛と目の焦点が合わない状態のまま持続しています。
仕事でテーピングを巻いたり、選手のストレッチをしたり、リバウンドをした際にひどいめまいに襲われかなりヤバい状況でありました。
鎮痛薬と気合いでなんとかうまく誤魔化しながら対応したような状態でした。
その後も頭痛と目の焦点が合わない点は現在年を超えても現在進行中で、しんどい状況は続いています。
いくらか軽減しているため、なんとか現状維持で対応できています。
1月5日(木)
現在も頭痛と目の違和感は継続しているものの少しは軽減してきています。
ただまだ体自体は本調子ではなく、影響はまだ残っている状況です。
■抗原検査キットは複数個自宅にストックしておいた方がいざという時に役立ちます。
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■食材としてレンジでチンして簡単に丼や炊き込みご飯などいろいろな食事が簡単に食べられました。
量は少なめですが美味しくいただけました。
この記事があなたのコロナ対策として少しでも役立てば幸いです。