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【テーピング】プロ選手に行っていた人差し指の付け根

2021年6月28日

手の指の突き指はとても多い怪我の中の一つであり、バスケットボールなど手を使う競技ですと、なかなか治りづらいものです。

そんな時はテーピングでしっかりと保護をして、再受傷を予防していくことも大切です。

今回のテーピングは、人差し指の付け根(第2指MP関節)のテーピングで実際にプロリーグのシーズン中に突き指をして色々と巻き方を調整していった内容となります。

 怪我の仕方 
バスケットボールの場合怪我の指の怪我の仕方にもさまざまあります。

・ボールをキャッチする際に弾いた場合
・ボールが指先に当たって圧縮される場合
・相手選手に手を叩かれて痛める場合
・ボールと手など相手選手の体の一部と挟まってしまう場合
・ユニフォームなどに引っかかってしまい指が持っていかれる場合
・ボールを追いかけて手や指が変な形で衝突してしまった場合
・その他のケース

上記のような時に怪我をするケースがあるかと思います。

今回のプロ選手の場合は、相手選手のユニフォームに引っかかってしまい怪我をしています。

怪我をした時はそれほど大した怪我ではなく、本人も病院に受診する必要はないレベルであり、テーピングも必要ないということで練習や試合に対応していました。

しかし、再びユニフォームに引っかかってしまい、またボールを保持している際に相手選手に手を叩かれたりと繰り返し受傷することで、痛みが増していったということでテーピングを行っています。

特にシュートを打つ利き手で、シュートを打つときに痛みが出るという事で何度も調整して対応していった流れとなっています。

人差し指付け根のテーピング(第二指MP関節)

手の構造

使用したテーピング


・伸縮ハード25mm 手で切れないタイプ(写真中央)
・伸縮ソフト25mm 手で切れるタイプ(写真左)
・ホワイト13mm 伸び縮みしないテープ(写真右)

初めに巻いたテーピングの巻き方(フィギュアエイト)

伸縮ハード25mmで8の字を書くように巻く(フィギュアエイトという巻き方)


1.手の甲にテープを貼って人差し指の付け根を通って指を巻く


2.指を一周巻いたら手のひら側を通って小指側から手の甲にまわす


3.手のひらは指の付け根を通すようにしましょう


4.同じ流れで2周巻きましょう


5.手の甲側でテープを切って終了です

通常であればこの巻き方で怪我をしている部分の保護ができているかと思います。
今回の選手の場合、苦戦したのは多汗症の選手で手汗がとても多い選手でした。

そのため、手のひら側がしっかりと手に粘着しづらく、どうしても手のひら側で試合中に時間の経過とともにテーピングが丸まってしまうという影響が出てしまいました。

試合中に時間の経過とともにテープが丸まっちゃう...
JUNK TRAINER

次に試したテーピングの巻き方(ホワイトで固定)

伸縮ソフト25mmで同様にベースを巻き、ホワイトテープ13mmでその上から補強した巻き方


1.伸縮ソフトテープ25mmで8の字を書くように1周巻きました
 1周にすることでテーピングの厚みを軽減させています


2.その上からホワイトテープ13mmで同様に巻いていきました。


3.ホワイトテープは伸縮性がないため、伸縮性のテープよりも端が丸まりにくく対応できる


4.巻き終わった状態は表面にホワイトテープが覆い被さる形です

この巻き方で試合中に丸まることはなく対応できました。

なんとか上手くいったけどね...
JUNK TRAINER

しかし、どうしても手の平側が気になるようでこちらもよりベストな巻き方がないか考え、次の巻き方となりました。

更なる課題が見つかって!
JUNK TRAINER

手の平を避けたテーピングの巻き方

伸縮ハード25mmのみで巻きます


ポイントとしては指の付け根の痛みが軽減して試合が行えれば良いわけです。
1.指の付け根を1周巻いて切る、そのテープを2回巻く


2.上記のように巻いたら、このテープが剥がれないようにはなければならないわけです


3.人差し指の第二関節の手前からテープを貼り、手首まで貼っていく。


4.このテープを2本づらして貼ることで、最初の付け根のテープが剥がれなくなります。


5.2本縦に貼った端を止めるためのテープを貼ります。
このときに指の第二関節にはかからないように貼ります。


6.次に手首側の端を止めるテープを貼っていきます。
シュートを打つ手だったので、手首のスナップの違和感が出ないように調整しましょう。


手の平側にはテーピングで覆われる事がなく、ボールをキャッチした際やテープがまるまる心配もなくなりました。

このテープの巻き方を本人も気に入ってくれたようでその後は変更なく、対応する事ができました。

納得してくれて上手くいった(笑)
JUNK TRAINER
 結論 
テーピングにはその部位によっていろいろな巻き方がある
競技によっても特徴があるのでその辺りを理解しよう
バスケットボールの場合は手の平でボールをキャッチしたりドリブルやシュートを行うので繊細である

個人差によって感覚の鋭い方、汗を多くかく方、天候や気候によっても状況は変わる

その選手が納得するようなテーピングを巻けるように何度もチャレンジしよう

選手の怪我の状態や調子によってもテーピングを変化させる場合もある

テーピングは本で紹介されている巻き方はごく一例に過ぎません。
自分自身に巻く方は本を参考にしながら、自分自身により良い巻き方をアレンジすることも場合によっては必要になるかと思います。

我々プロチームのトレーナーは日々スポーツ現場で、選手にもっとも良いものを提供できるよう工夫をしています。

この記事が参考になれば幸いです。

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