テーピング 下肢のテーピング

【テーピング】足関節を安定させて肌に直接巻ける扇型三角テープ

学生さん

テーピングがうまく巻けません...
アンダーラップが全然ダメなんです...
何か良い方法はありませんか?

肌に直接貼る固定力の強いテーピングもあるよ!

JUNK TRAINER
学生さん

ぜひ教えてください!

ハイ! 紹介しますね!
かぶれにくいラテックスフリータイプなので安心

JUNK TRAINER

足関節のテーピングは最初にアンダーラップを巻く必要があるので、テーピングを使ったことのない方にとっては難易度が高いものです。
アンダーラップを使用しないで巻けるタイプとしてキネシオタイプがありますが、固定力としては強度が弱い傾向です。

今回紹介するテーピングはミューラージャパンが出しているストロングストレッチテープと言いますが、肌直接貼る事ができて強度もあり固定力もあるタイプのテーピングを使って足関節の安定感出したいと思います。

私は現在プロバスケチームでアスレティックトレーナーとして活動しています。
毎日のように選手にテーピングを巻いています。

プロチームでも20年程活動しているベテラントレーナーです。
長年学生からプロ選手の対応をしてきたので、参考になるかと思います。

まとめ

・今回紹介するストロングストレッチテープは固定力がある肌直接貼れるタイプのテーピング
・かぶれにくいラテックスフリーですので安心できますが、それでもかぶれてしまう方は使用を控えましょう

・アンダーラップを巻かなくても足関節を安定感がでるテーピング
・足関節の捻挫をすると前距腓骨靭帯(ぜんきょひじんたい)を損傷しやすいため不安定になります
・前距腓靭帯をサポートして安定感を出します

足関節の構造

足関節の捻挫はうち返し捻挫が多い傾向で、足首の外側にある靭帯を損傷してしまう事が多いです。

足関節には大きく分けると3つの靭帯があります。

 1.前距腓靭帯
 2.踵腓靭帯
 3.後距腓骨靭帯

この中でも痛めやすい靭帯が前距腓靭帯になります。
さらにひどい捻挫の場合は、踵腓靭帯も痛めてしまいます。

後距腓靭帯はそこまで痛めるケースは少ないです。
足首の上にある前下脛腓靭帯は足首を反った状態で捻挫した際に痛めてしまうケースです。

足関節をなん度も捻挫すると前距腓靭帯が緩くなってしまい、特につま先立ちでの安定感が失ってしまいます。

そのため足関節のトレーニングで強化することがとても大切です。
実際に運動する際は、安定感を出すためにテーピングで保護することも必要になってきます。

今回紹介する扇型三角テープは前距腓靭帯に対してあらゆる足首の角度でも安定感が出るようにテーピングをする方法になりますので参考にしてください。

テーピングの種類

今回使用するテーピング

ミューラージャパンのストロングストレッチテープ50mm

・強い固定力のある伸縮テープ
・固定力も調整可能
・肌に直接貼れて素早く装着
・安定性も持続する
・粘着面に裏紙がありハサミでカットしやすい

テーピングの巻き方

1.内くるぶしの下から踵に向かってテープを貼っていきます。

2.足関節を下に下げた状態で、テープを引っ張りながら斜め上にテープを貼っていき切ります。テープの引っ張り加減で固定力を調整できます。

3.2本目のテープは内くるぶしの下からやや足の裏よりにテープを貼っていきます。

4.最初よりも足関節を曲げてテープを引っ張りながら貼っていきテープを切ります。

5.3本目のテープは内くるぶしの下から足の裏に向けて貼っていきます。

6.足の角度を90度程度にしてテープを引っ張って外くるぶしの上を通ってまっすぐ貼っていきテープを切ります。完成

貼るテープは3本で内くるぶしから扇型になるように貼っていき、足の角度を変えることでどの角度でも外側に対する安定感が得られるようになります。

テープの引っ張り加減で固定力もコントロールできるので、あなた自身のちょうど良い感覚で調整しましょう。

最初から引っ張ってしまうと剥がれやすくなること、皮膚が引っ張られてかぶれの原因にもなりますので、最初と最後は引っ張りすぎないようにしましょう。

皮膚がかぶれにくいラテックスフリーですが、長時間使用や肌の弱い方はかぶれてしまう場合もあるので、その際は控えましょう。

粘着のりが残りやすいこともあるので剥がした際はしっかり取り除きましょう。

まとめ

今回、扇型三角テープというテーピングの巻き方を紹介しました。
アンダーラップを巻かなくても足関節の安定感を出す事ができるテーピングです。

貼るテープは3本のみですので、学生さんでも簡単に巻けるかと思います。

まとめ

・今回紹介するストロングストレッチテープは固定力がある肌直接貼れるタイプのテーピング
・かぶれにくいラテックスフリーですので安心できますが、それでもかぶれてしまう方は使用を控えましょう

・アンダーラップを巻かなくても足関節を安定感がでるテーピング
・足関節の捻挫をすると前距腓骨靭帯(ぜんきょひじんたい)を損傷しやすいため不安定になります
・前距腓靭帯をサポートして安定感を出します

この記事が参考になれば幸いです。

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