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過去一番過酷だったBリーグ2021-22レギュラーシーズン終了

2022年5月2日

B.LEAGUE21-22レギュラーシーズン終了

Bリーグ2021-22シーズンもレギュラーシーズンが終了

まだB1リーグは5/8まで残り数試合ありますが。

私は現在プロバスケBリーグのチームでトレーナーとして活動しています。

レギュラーシーズンが終了し、プレイオフに向けて最終調整中です。

過去一番過酷だったBリーグ2021-22レギュラーシーズン終了

過去一過酷だった

今シーズンはコロナによって最も影響が出たシーズンとなりました。

試合開催の中止が相次いで、多くのチームで感染者が出てしまう状況でした。

皆心身ともに疲弊したシーズンだったかと想定できます。

オミクロン株のマイクロ飛沫の威力

バスケットボールはコンタクトスポーツだから選手同士の接触が当たり前のスポーツ。

声を出して試合中コミュニケーションし、心肺機能をフル活用するためマスク着用では試合中は最高のパフォーマンスを発揮できない。

そのため、感染リスクはかなり高くなる傾向の仕事である。

一瞬でクラスターとなってしまったケースもあり、私の所属するチームでも11名のクラスターとなってしまった。

結果的にクラスターとなったことで、チームがまとまって感染したことで濃厚接触者判定の機会が数回で済んだことは幸いであった。

しかし、コロナは再感染もあるため、後半はBリーグ統一のPCR検査で無症状発生がないかとても心配であったことは事実である。

本当に難しいシーズンであり、普段の私物バックにはいつも抗原検査キットがいくつも忍ばせていたこと自体が異常である。

コンディション調整が難しすぎる

対戦相手が感染することで濃厚接触者判定となり、突然の自宅待機になってしまう。

隔離が解除され、1回だけのチーム練習で試合に臨まなければならない状況が幾度もあり、選手への負担は大きなものであった。

特に感染したあとは体は衰弱し、味覚も失われ、喉の痛みが持続するわけで、万一に備えなければ行けないので、競技復帰まで時間を要した。

幸いコンディション調整で怪我は防ぐことはできたかと思うが、常に心配要素があり、試合でのプレイタイム制限をかけて様子を見ての確認作業となった。

いかにトレーナーやストレングスがコントロールできるかが大きなポイントだったかと思う。

濃厚接触者となり痛みが軽減できたケースも

コロナによって、痛みを改善できたケースも実際に2例ほどあった。

濃厚接触者扱いで長期自宅待機となり、体が動かせない、選手のケアもできない状況下で、痛みが改善したケースもあった。

この辺りは通常であれば60試合をほぼ継続して消化しなければならないリーグの日程の問題点を改めて確認できたことである。

B1リーグメインの日程で、日本代表活動に合わせてB1はバイウィークがあるものの、B2では考慮されていないと感じてしまう。

しかし、今回のコロナでの試合中止、怪我人数など考えるともう少しスケジュールに余裕があっても良いのかなと思われる。

数日の休養を取ることで主力選手も回復する怪我もあり、欠場せずにうまく対応できる場合もあるということを認識できたシーズンでもあった。

B3リーグ

B3.

新規参入した、長崎さん・アルティーリ千葉さんが予想通りの活躍で上位となっている。

A千葉さんは外国籍選手の怪我による離脱が影響しているようにも思われる。

B3の結果は以下の表である。

順位チーム試合数勝率
1位長崎48453.938
2位A千葉44377.841
3位静岡453510.778
4位鹿児島473413.723
5位岡山432914.674
6位アイシン483018.625
7位埼玉442717.614
8位岩手492821.571
9位八王子412219.537
10位岐阜481929.396
11位横浜EX491929.396
12位山口521240.231
13位豊田合成48939.188
14位品川51645.118
15位金沢50149.020

長崎さんの勝率9割以上は驚異的なな数字であった。

来シーズンB2リーグでの活躍も大いに期待でき、一気にB1に上り詰めることも想像できる。

B2昇格決定戦

すでに優勝した長崎さんがB2昇格

そして昨シーズン優勝した岡山さんと、今シーズン2位のA千葉さんの決定戦が行われる。

5月28日(土)19:00 東京体育館

今シーズン5位の岡山さんと2位のA千葉さんとの対決である。

普通に考えるとA千葉さん有利と思われるが、A千葉さんは外国籍選手が怪我によって1名離脱しているので、どう影響するのか。

またレギュラーシーズンが終わっておよそ1ヶ月の期間が空いてしまう。

これはBリーグとしてはプレイオフに好ゲームを合わせて盛り上げているのかと思うが、両チームの現場としては地獄のような長期間となってくる。

いかにモチベーションを保ちながら、怪我のないように調整するのかとても難しい状況となり、選手スタッフの経験値にも影響するように感じる。

見る側にとってはとても面白いのかと思うわけだあるが。

B2リーグ

B2リーグは稀に見る混戦となりました。

特に西地区は上位3チームの勝利数が同じで勝率によって決まっています。

そのため、最終戦が終わってようやくプレイオフのカーディングが確定した状況でした。

東地区
順位チーム試合数勝率
1位FE名古屋50428.840
2位仙台533815.717
3位福島523418.654
4位越谷482523.521
5位山形521933.365
6位東京Z531043.189
7位青森52547.096
西地区
順位チーム試合数勝率
1位香川523616.692
2位熊本543618.667
3位西宮553619.655
4位佐賀502921.580
5位愛媛472225.468
6位福岡502030.400
7位奈良54945.167

コロナ禍で試合の中止が相次いで、予定していたシーズン終了に代替試合が組み込まれ、どのチームも疲弊している状況下でプレイオフとなります。

プレイオフはどのチームが勝ち上がってもおかしくない混戦での戦いになり、目が離せない状況となるでしょう。

  • FE名古屋(東1位全体1位) vs 越谷(東4位ワイルドカード2位)
  • 熊本(西2位,2位下位) vs 西宮(西3位,3位上位)
  • 香川(西1位全体2位) vs 佐賀(西4位ワイルドカード1位)
  • 仙台(東2位,2位上位) vs 福島(東3位,3位下位)

上位チームのホーム開催で試合が行われる。

私の所属する仙台89ERSは東地区2位、全体でも勝率は2位上位となり、福島さんとの対戦となる。

レギュラーシーズンも3勝3敗

直前は2連勝しているが、外国籍選手が欠場していたので、やってみないとわからない状況には変わりない。

全て好ゲームの対戦である。

B1リーグ

まだレギュラーシーズンが全て終わっていない状況であり、こちらも混戦である。

プレイオフのカーディングが気になる状況となってくる。

B1も混戦であり、特に東地区は激戦の状況でとても面白い。

B1に関しては改めて投稿したいと思います。

あなたもB.LEAGUE2021-22共に戦っていただき感謝です。

推しチームがシーズンを終わった方、これからプレイオフを迎えるあなたも、

プレイオフをしっかり楽しんでいただき、バスケットボールの醍醐味を味わって欲しい限りです。

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