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【求む】チームスタッフにはない移籍者リスト

プロリーグはシーズンが終わると、選手やスタッフは契約期間を終了するものが多くなり、移籍も考えなくてはならない。

この辺りはなかなかシビアな話となり、継続できれば良いが、そのまま契約満了となる場合もある。

これはどんな優秀な人材であっても、経済の状況でも大きく変化してしまう。

特に2020年のように新型コロナの影響でどの会社も景気が悪くなっているため、深刻な問題となるかと思う。

チームスタッフの契約体系

チームスタッフにもチームや個人によって契約の仕方は異なってくる。

個人

あくまでも個人でチームと契約する形である。

メリット 全て自分で対応できる。年俸も直接交渉できる。自分の実力次第でプラスとなる。
デメリット 自分で交渉できる反面不安定でもある。移籍チームは自分自身のネットワークのみ

 

会社から派遣

会社からの業務委託としてチームに関わるタイプである。
トレーナーの場合は、病院や接骨院からの派遣での契約もよくあるケースである。

メリット 会社が契約であるため継続しやすい。お金で揉めることは直接ない。休みは確保されやすい。
デメリット 直接交渉できない。会社内で人事異動がシーズン中でもある。100%チームとは限らない

 

エージェント

チームと交渉することが苦手であったり、他チームとのネットワークがない場合はエージェントをつけた方がチームに入れる可能性は高くなる。

メリット 交渉することがとても苦手。他のチームとのネットワークがない。嫌なことは交渉してくれる。
デメリット エージェント料が発生する。エージェントとチームで話が違うことが起こり得る。

 

選手とスタッフの大きな違い

プロチームでは選手とスタッフでは、まず選手の方が圧倒的に多い。スタッフは各専門分野でのスペシャリストの集団である。そのため、選手のように同じ立場で話ができる機会も少なくなる。

他のチームのスタッフと交流を持つことも大切なことかと思う。

選手会はあるがスタッフ会はない

現在Bリーグには選手会が存在している。どこまで選手会が組織として発展しているかは関わっていないため、定かではないが、今回の新型コロナウイルスでのリーグ中止に関しては選手会の意見も取り入れていただけたと聞く。組織として存在意義は大きいかと思う。

選手会に対し、スタッフ会があるかというと存在していない。なぜないかというと、発起人が存在しないからだと思っている。

スタッフといってもコーチ、マネージャー、通訳、トレーナー、ストレングスと各専門分野のスペシャリストの集まりであるため、進まないのである。

スタッフの立場としてはやはりヘッドコーチが組織ではトップの指揮となる。そのため、ヘッドコーチが動かないと始まらないのかと思っている。

しかし、ヘッドコーチは正直スタッフ会など興味はないかと思う。なかなかスタッフ会という組織を作ることは難しいことである。

特にヘッドコーチもシーズン中に解任される可能性が一番高いので、そんなことをやっている場合ではないのが実際である。

Bリーグの移籍者リストは選手のみ

毎年シーズン終了後に思うことは、Bリーグには選手の移籍者リストが公開されるが、スタッフに関してはない。

これは次の就職先を探すスタッフと新規採用を考えているチームにとってはメリットのある情報である。この辺りが整備されると、スタッフも移籍しやすくなるかと思っている。

現実的に考えると、リーグにとって人材確保しなければならない仕事量を考えるとメリットはないのが現実であるから、まだまだ時間がかかりそうである。

プロチームでの移籍の難しさ

プロチームのスタッフは契約満了になった場合、いくつかのパターンがある。

契約満了になるケース


1.事前に他のチームよりオファーがあって複数チーム選択できる場合。
→契約条件がアップしやすい

2.事前に他のチームよりオファーがあってすでに移籍先が決まっている。
→契約条件がアップしやすい、または同等

3.契約満了となり、いくつか候補はある。
→契約条件は現状維持かダウンしやすい

4.契約満了となり、まだ当てがない。
→契約条件はダウン、または仕事に就けない

誰がフリーか分かりにくい

上記のように状況によって、年収も異なってくる可能性がある。

チームによっても契約満了時は対応が変わってくる。次の移籍先が決まっていないのであれば、すぐにリリースを出してもらった方が良い。

その方が他のチームにも情報が行くので、可能性が高くなる。正直スタッフは実力以上にタイングと運の要素も大きくなる。

そのため、契約できる可能性は長い日数が確保された方が良い。

実際に他のチームのニュースやリリース情報はあまり関心がない場合もある。スタッフに関しては情報量が少ないのでとても分かりにくいのである。

GMが人選の判断がつかない

GMはバスケットボールの経験者が多い、また違ったとしてもバスケットに詳しいスタッフは必ずいる。そのためコーチの情報はすぐに入ってくる。

しかしそれ以外のスタッフに関しては情報が入ってきにくい。特にGMは医療に関するトレーナーに関しては無知の方も多く、どの人材が良いのか判断できないということは多い。

毎年別のチームから◯◯トレーナーはどんなタイプなど連絡をもらう。

Bリーグのトレーナーで私の教え子や仲間は今シーズンで総勢7名いる。多分リーグの中でも一番多いかと思う。その中には今期プロチームに関われなかったものもいる。本当に難しい職業である。

その人の評価は個人の主観

実際にチームが空いたスタッフをどのように人選するかというと、選手や他チームのスタッフに情報を流してもらうというのが主流である。

そのため、信頼関係で成り立っている情報である。とはいっても個人の主観も含まれるケースも多いし、別人のように変わっている方もいる。

やはりプロチーム一度問題を起こしたり、クセが強いと敬遠されがちである。その事に気づいて改心する方も多くいる。

そうなると全く聞いていた方と別人のように感じることも多い。現場はやはり息の合うスタッフで仕事をしたいと思っているので。

やっておくべき行動

チームのスタッフして評価され、年俸もアップされるようにするために、どのようなことを心がければ良いか考える必要もある。

常日頃からの仕事に対する誠実さ

一番は会社にとって、誠実に専門分野としての仕事を行うことである。会社から必要とされる人材になるようまずは自分に与えられた仕事をこなせることはとても重要である。

そして他のスタッフと連携をとり、チーム力もあげられるならなお良いかと思う。

誰からも好かれる人間性

スタッフにも色々なタイプのスタッフがいて当然であり、面白さでもある。

自分自身の立ち位置というかキャラというか存在感を出して、チーム力向上に対応できればと思う。

選手からの信頼

チームスタッフとして必要なことは選手の数名でもいいので信頼してもらえる存在になることだ。正直選手も様々であるので、全員から信頼されるということはなかなか難しい。

選手に信頼してもらえると移籍の際に選手からチームに提案してくれて、仕事が決まることもよくある話である。

選手の影響力は大きいということである。

自分から売り込み

シーズン中盤から後半にかけて自分自身のスタッフとしての立ち位置など明確となっているかと思う。次の継続が難しい可能性のある場合は、自分からネットワークを広げておくことも必要である。

実際に我々プロスタッフは突然に契約満了と予期せぬ形となる場合もある。

その時に当てがないと、何もしないでただ待っていても何も解決しない。

行動することが次に繋がる第一歩となる。
 
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まとめ

リーグでチームスタッフの移籍者リストが整備されるにはまだまだ時間がかかるかと思う。

プロチームのスタッフとしていかに関わるか、どのように移籍するのかは非常に難しい。

タイミングや運も大いにあるが、そうならないためには自分でできること、変われるところ、事前の準備はとても大切である。

この記事が参考になれば幸いである。
 
 
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