スタッフ チーム

【考え】プロチームのトレーナーとして情報発信する6つの理由

2020年3月4日

最近よく言われる事として「ツイッター見てますよ!」という声を耳にする。

また「なぜ情報発信するの?」という声も耳にする。

 

自分なりに情報発信する目的があるが、簡単には説明できず、かといって長話もする必要はない。

という事で自分の考えを文字として記してみることにした。

 

現在行なっているのかSNSとしてTwitterが広島ドラゴンフライズを退職してからの2018年6月よりスタート。

それと同時にプログも始めるが、茨城ロボッツでの業務があまりにも多忙なため断念したのが2019年9月で再び再開したのが、2020年の2月である。

 

およそ1年半休止し、さらにブログ自体30記事ほどしかなかったのでひどい状態であった。

今年は何か形を残したいと思っての再開である。まだまだ試行錯誤ではあるのが現状である。

結論

1.チーム愛を高める
2.ブースター/ファンとの絆
3.スポンサーとの絆
4.チームへのメッセージ
5.自己エナジー
6.時代の流れについていく
このようなことを意識して情報発信している

 

1.チーム愛を高める

プロトレーナーとして様々なチームに関わってきた。

基本的にトレーナーは1年契約であるため、チームに馴染む前にシーズンが始まり、チームのことがよく分からない状態で、練習と試合に没頭する。

 

そしてシーズンが終わっても会社の詳細、スポンサーなどわかっていないことが多い。

同じチームに長くいれれば良いのだが、そうとも限らないのが契約であるプロの現実となる。

 

そのためいかにチームに溶け込むか、馴染むかという点はかなり人間力がなくては務まらない。

私はどちらかというと社交的ではないため、このあたりが苦手な分野で苦労している。

 

いかに自分自身が行動を起こして、打ち解けるかということは常に考えている。

それでも難しいことだらけであり、楽しい部分でもある。

 

先ずは自分自身がファンとなる

プロチームとしてまたプロスタットして常に考えていること、使命として思っていることは、1人でも多くのファンやブースターを作ること。

そして1社でも多くチームの魅力を感じてもらい、スポンサーになってもらうことだと思っている。

 

そのためにまず、やらなければならない事は自分自身がチームをいかに愛してファンになる事だと思っている。

 

自分自身がチームを調べる

自らがチームのことを知るために動いて調べて行動を起こさないと情報は入らない。

情報が入ったり、フロントスタッフと関わって初めてチームのファンになることができるのだと実感している。

 

体育館での練習だけでなく、会社の事務所に行くことも大切だと思う。

またフロントスタッフはどのような仕事を行なっているのかも実際自分の目でみることで価値観も変わってくるであろう。

 

相手もリスペクトして、自分もリスペクトされるように努めなければならないと思っている。

 

自分自身がスポンサーを調べる

チームが変わると当たり前であるが、スポンサーに関して全く情報がない。

どういった会社なのか、担当者は誰なのか、どういうサービスを提供しているのかといったところである。

 

チームスタッフはあまりスポンサーと関わる機会もないため、さらに情報がないのである。

自ら調べなければ情報提供もないので、関わる接点もないのが現状である。

 

チームやスポンサーに自分自身の存在をわかってもらうこと、相手のことを分かることは大切なことである。

もちろん現在もスポンサーに関して無知な部分も多くあるのが現状である。

 

自分自身の向上のために

チームを知るためになぜ情報発信するのかということであるが、自分自身の行動力を上げるために、TwitterというSNSで情報発信するには、調べる作業が発生し、その積み重ねがチームを知ることとなり、私の場合チーム愛を高める形となっている。

 

2.ブースター/ファンとの絆

ブースターやファンの方々とどのように交流を持つのかは大変難しいと思っている。

私の場合、年齢的にも大ベテランに位置していること、トレーナーという立場上、選手の身体の管理をする立場として試合会場ではしっかりとした人間像をしなければならない面もあると思っている。

 

試合中もどちらかというと冷静に試合を観てアクシデントに備えなければならない。

熱くなりすぎると判断力が低下してしまう、試合後に選手のケアがあるので、余力も必要になる。エナジー全開というわけにはいかない部分もある。

 

そのため、Twitterでは少し崩したイメージで対応させてもらっている。

Twitter上の方が浸し見やすいかと思っている。基本まだコメントなども少ないため、全て返信することは心がけている。

 

うまくバランスをとっていきたいと思っている。

 

プロスタッフの務め

上記の項目でも記したが、いかに1人でも多くブースターやファンを増やしてバスケットを楽しんでもらえるかが、プロチーム・プロスタッフの使命だと思っている。

そのためにチームの人間は何をできるのか試行錯誤している。

 

自分の場合は今はまだTwitterとマッサージです。

 

チームとの距離感

ブースター、ファンの方々もチームに対したくさんの応援をしてくださって本当に感謝している。

チームとしてはリリースが遅くなったり、最新情報、イベント回数、選手との関わりなどどうしても制約されることが多いかと思う。

 

選手はあまりSNSもしない傾向であるし、待ちどうしいことも多いかと思っている。少

しでも距離感を少なく感じてもらえればと思っている。

 

スタッフ目線

個人的に考えることとして、ブースターやファンが知りたい情報をチームは提供できているのかという点は考えている。

選手に最も近い存在のチームスタッフが情報発信することは実際の雰囲気なども感じてもらえることかと思う。

 

特にアウェイは広報も帯同できない場合や入りづらい時もあるかと思う。

よりマニアックな情報を唯一発信できるのがチームスタッフと考えている。

 

3.スポンサーとの絆

チームスタッフは選手や営業と違いスポンサーの方々に関わる機会がかなり限定されてしまう。

そのため、お互いが協力して良いものを作り上げることまで行えていないのが現実であるかと思っている。

 

ただこれではいけないし、スポンサーさんにいかに喜んでいただくかということはチームの安定化に繋がることと考えている。

 

スポンサーメリットが少ないプロチーム

プロチームはスポンサーさんにいかにサービスできるかという点ではまだまだ発展途上であり、実際にメリットも少ないのではないかと思っている。

 

スポンサーさんの売上に貢献できているのか、喜んでいただけているのか、活用していただけているのか、常に考えなければならないことである。

 

それでも地域密着で応援していただき、サポートしていただけて光栄であり、感謝の気持ちである。

常に新しい発想とチャレンジをしていかなければならない。

 

とあるプロチームで選手・スタッフがスポンサーさんから特典をいただく事はよくある事だ。

その特典に際の個人的に何も行動することができず、スポーンーメリットが出せない自分自身に考える機会があった。

 

今はそのお礼を込めてTwitterを通して恩返しできるよう努めている。

 

お互いの向上・協力

まだまだチーム、スポンサー共にどのように関わっていけば良い形が作れるか試行錯誤であるかと思う。

お互いがより発展できるような工夫・努力・企画など提案しなければならない点と、提案していただきたい点もある。

 

特にシーズン中は選手はバスケットに集中しなければならない時間も多いため、スタッフをうまく活用してもらえればとも感じている。

個人的にはスポンサーさんも連絡をいただき、スタッフも活用してほしいと思っている。

 

新たなチャレンジ

今の時代変化が大きく、技術も発展している。新たな戦略として違った形での情報発信も必要と思っている。ス

ポンサーさんとコラボして違ったスタイルを確立してお互いが盛り上がっていければと思っている。

 

4.チームへのメッセージ

チーム内でも暗黙のルールは存在する。

空気感や雰囲気は様々なシチュエーションで発生する。選手にも個性があり、スタッフにも個性がある。

 

言葉を返して伝えるよりも第三者を介して伝わった方が良い場合もある。

それは文書として伝えることも一つの方法と思っている。

 

フロントスタッフへのメッセージ

直接話す機会がないスタッフの方も大勢いる。

特に大ベテランのお父さん世代の私のようなタイプは、若手スタッフは話しづらいであろうと思う。

 

逆にチーム1年目の場合、私からすると1年目のルーキーシーズンであったりするので会社の間することが無知である。

色々と話しかけてもらえるとありがたかったりする。

 

そのためこちらが情報発信していると話す話題の一つとして成立するので、活用させてもらっている。

 

チームスタッフ・選手へのメッセージ

最近はチームの場合グループLINEでの連絡が定着している。

簡単なことは会話よりも文字での共有の方が多い。

 

電話よりもタイミングを気にしないで良いし、気を使わないで楽であるし、一斉に共有できることは便利である。

選手やスタッフも会話は常に練習でかわすため、些細なことは文字での方が効率が良かったりもする。

 

選手によっても言葉よりも文字の方がいいタイミングもある。そういう活用の仕方もできる。

 

5.自己エナジー

年を重ねるごとに生活での刺激が少なくなり、活力も減少する。

新鮮なことは全く無知の初心者分野の方が感情が湧くことも多い。

 

それだけ仕事に慣れがあり、経験値をつけているのだと実感する。

新たなことにチャレンジすることで自らを鼓舞して活動する要素として情報を発信することで責任も増す。

 

知識・経験を形に残す

私の場合、トレーナーとして医学の道も30年過ぎた。

それなりに知識や経験はあると思っている。

 

その学びを現在は12-15名の選手にしかいかせていない。

これは宝の持ち腐れではないか、他の方にとってもよい情報・知識として活用してもらえればと思っている。

 

私は有名人ではないので、メディアに取り上げられることもない。

だから自分から情報を発信していく必要があり、形として残せれば何らかの形で伝播すれば幸いである。

 

自分自身の再勉強

私の場合、20代・30代にかなり勉強した。40代では気ままに生きようという考えもあった。

 

そのため、再び勉強する機会としてブログやSNSに形として残しながら、再勉強し直そうと思っている。

 

思考回路の劣化防止

現在48歳、やはり衰えを感じている。特に脳の回転速度、記憶力、活力など思考回路が劣化しないようにと思っている。

体力的な衰えはそこまで感じていないが、思考回路はやはり使わないと衰えることは学んだ。

 

情報発信するために結構計画的に考える必要がある。

これは自分自身の成長だけでなく、劣化させないためにも良い働きとなっている。

 

新たなチャレンジ

人生新たな刺激が必要である。そのために新たなチャレンジをし、エネルギーを出すことは自分自身にとっても必要なことと感じている。

 

6.時代の流れについていく

私の時代はダイヤル式のテレビから始まったような時代である。

携帯電話を初めて持ったのも23歳である。本当に時代の進化の速度がどんどん早まっていることを感じる。

 

若者についていくことは不可能と思っているが、取り残されないよう食らいついていきたいと思っている。

 

浦島太郎現象を実感して

トレーナーとしてモンゴルのプロバスケチームにオファーがあり、2年弱日本を離れて活動した。

その間日本の情報はネット検索のみ。

 

テレビも見れないわけで、芸能人のまるでわからない、日本のバスケ界も大きく変化する形となり、今でもその溝は埋まっていない。

取り残された感覚は大いにある。

 

技術の進歩が早すぎる

テレビもカラーになりたて、ダイヤル式のアナログ時代から現在はスマホ中心で何でもできる時代となっている。

技術の進歩の速度があまりにも早すぎるように感じている。

 

だからと言って時代の置き去りにならないよう対応しなければならない。

そのためには自ら情報発信することで、調べることも多くなり、情報を得る機会も増える。

 

自分自身のより良い環境で生きるためには必須と感じている。

 

全く異なる分野の方との親睦

バスケ界に長い間関わっている。スポーツでもバスケットボール一筋である。

そのため、生きてきた分野がかなり限定されている。

 

たまに違った分野と関われる機会があるととても新鮮で勉強になる。

こういった機会を作ることは自分自身とても刺激を頂け大きな財産となるであろう。

 

いろんな方と接する手段の一つとして情報発信し、コミュニケーションを取れればと考えている。

 

まとめ

私が情報発信する目的として以下の6つの理由がある。
1.チーム愛を高める
2.ブースター/ファンとの絆
3.スポンサーとの絆
4.チームへのメッセージ
5.自己エナジー
6.時代の流れについていく

 

ただただ何もせずよりも、自ら活動することで得れることの方が明らかに大きい。
自分の行動で様々な人の役に立てれば幸いである。

 

 

こちらの記事もどうぞ

就職して得た数々の経験値を生かして【社会人】

アドセンス

-スタッフ, チーム
-,