B.LEAGUE2022-23シーズンが開幕しました。
オープニングゲームとして三河と名古屋Dの試合が開催され名古屋さんの勝利となっています。
今シーズンよりコロナ禍でのルールも通常ルールに戻り、降格も再開されどのチームも強化しているシーズンとなっています。
ウインタースポーツであるバスケットボールの本格的な時期となりました。
B1リーグの見どころ
B1リーグは今シーズンから3地区制となり、また新たなスタートとなっている。
その中でも降格が再開されること、スポーツくじも開始され更なる注目のシーズンとなっていくであろう。
東中西の3地区制に返り咲き
B1リーグは昨シーズンB2で優勝したFE名古屋、準優勝の仙台89ERSがB1に加わり24チームで構成されています。
昨シーズンは東西の2カンファレンスでの構成から今シーズン東地区、中地区、西地区の3カンファレンスとなっています。
そのためプレイオフ進出8チームの枠を各カンファレンスから上位2チーム、全体の上位2チームでのプレイオフとなり、とても厳しい条件となっています。
開幕から各チームプレイオフ進出のため、熱い戦いが展開しています。
東地区には新たに仙台も加わり、昨シーズン優勝した宇都宮、スタッフが大きく変わった千葉、新規加入で旋風を巻き起こした群馬、ビッグチームの東京と今シーズンも激戦地区として予想されます。
中地区には強豪の川崎、今期評判の良い横浜、新体制となった三遠とこちらも混戦が予想されます。
西地区は開幕Gameで圧倒した名古屋D、セミファイナルに進出した島根、昨シーズン圧倒していた琉球と強豪が揃いこちらも激戦となるでしょう。
交流戦は2Gameがベースとなるため、数少ない対戦も見どころ満載となるでしょう。
降格があるため各チーム強化
今シーズンより降格があり、下位2チームが自動降格となってしまう。
そのため、シーズンオフより選手やスタッフが大きく移籍したシーズンとなっている。
昨シーズンは昇格はあったが、降格がなかったのでチームの資金を今季に蓄えているチームも実際にあった。
今シーズンはストーブリーグでもGMが大いに活躍し、大きな変貌を遂げているチームも多々あるので見どころ満載となっている。
今シーズンはプレイオフをかけた上位争いはもちろん、後半戦は降格をかけた戦略・戦術もチームによって力を発揮していくであろうというところもポイントになるかと思う。
今シーズンはコロナでも試合中止にはならないような整備が整いつつあり、日本も海外からの渡航の規制緩和が11月から実施されるので、シーズン途中での外国籍選手の登録変更も昨年以上に増加することが予想される。
シーズン序盤とシーズン終盤ではチーム力や組織図が大きく変化していることも想定できるのかと思う。
この辺りもファンの熱がさらにエスカレートして、B.LEAGUE全体が盛り上がって欲しいところである。
激しい移籍事情
今シーズンも移籍が選手のみならずスタッフも大きく変化した年となった。
一番の優勝した宇都宮のヘッドコーチの移籍、千葉ジェッツのスタッフ総動員の移籍など今までとは異なる変化があった年である。
チームスタッフの変化を実際に現場にいる私もヒシヒシと実感しているところである。
現在のチームの傾向として以下の3つの点が注目すべきところとなっている。
- スタッフを変えないでそのままの構成で行いたいと思う傾向が強くなった
- B1レベルの選手でもB3に移籍する選手も多数いる
- 能力がある選手よりも真面目で扱いやすい選手が生き残れる
最近の傾向としてはプロフェッショナルなスタッフよりも実力がなくとも人間性に好かれるスタッフの方がニーズが高く、クセがある方は敬遠される傾向となっているように感じる。それだけチーム力、組織力に力を入れて、同じメンバーで培ったコミュニケーション力で戦う傾向となっているように感じる。
たくさんの選手がいるBリーグでは主力選手や看板選手はB3やB2でもB1選手同等の年俸を獲得している選手も多いわけである。
そのため、B3の選手でもB1選手よりも年俸が高い選手は当たり前のように存在しているので、この辺りが移籍が激しく、選手の年俸も年々上昇している。
最近コンプライアンス、パワハラなどさまざまな問題がBリーグ内でも実際にあるし、私もそのような噂は耳にする。
ネームバリューが高くまだまだ最前線で活躍できる選手でも契約に至らないケースも実際に出ている。
何が問題なのか、コーチも若い年代が続々と増えている。そのことで選手をコントロールできないというケースが実際にあり、チーム秩序にも影響するというケースがあり、獲得できないというケースも出てしまう。
獲得したくても年俸の折り合いがつかないというケースもある。1つの要素だけでなく、チームの環境や方針にうまく合意できないケースもあるわけだ。
この辺りはとても難しく、選手もスタッフも双方の契約合意にて成立するためである。
新たに始まったスポーツくじWINNER
1口200円で1つの試合の勝敗と点差を予想するといったくじとなっている。
- 各開催試合を選択
- ホームチーム勝利
- アウェイチーム勝利
- 1-3点差
- 4-6点差
- 7-9点差
- 10-14点差
- 15-19点差
- 20-24点差
- 25-29点差
- 30点差以上
上記を予想する。
これは難易度が高く予想することがとても難しい!
しかし、WINNERを購入して、試合を観戦することで、より熱く最後まで興奮して試合観戦ができるのは面白みが倍増するかと思う。
今シーズンバスケがより熱くなること間違いなしである。
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B2リーグの見どころ
東西の2地区制
B2リーグは昨シーズンB3で優勝した長崎と準優勝したA千葉の2チームが加わり全14チームでリーグを戦う。
東地区は西宮が有力であり、福島がどう食らいついていくかといったところである。
また青森と東京Zも強化して昨シーズンとは別チームに大きな変化を遂げ熱い戦いが繰り広げられるかと思う。
越谷がどのように食い込んでいくかが面白味となっている。
西地区はかなり激戦になると予想される。
B3で圧倒的な強さであった長崎も開幕節で熊本と1勝1敗とすでに星を分けている。
昨シーズン絶好調であった香川、力を着実につけている佐賀、プレシーズン好調であった奈良の活躍も楽しみである。
昇格してきた強豪チーム
B2に昇格してきたA千葉と長崎が今シーズンどのような展開を見せるのかは見物である。
B2は想像以上にレベルが高く、この2チームもかなり苦戦するのではないかと予想される。
B2はB2ならではの面白みがあり、こちらも興奮すること間違いなしである。
私自身昨シーズンB2リーグで活動しプレイオフファイナルで敗れてしまいましたが、最後まで戦い抜いたスタッフの一人であるので、B2リーグの厳しい戦いは経験している。
シーズン通して良い状態で進み続けることの難しさも認識しているので、各チームがどのように戦っていくかとても興味深いところである。
混戦模様のB2リーグ
今シーズンは東西の2カンファレンスでも異例な区分けとなった。
東地区に西宮が加わることで、遠征時の移動による負担が大きくなっているように感じる。
西地区は奈良以外は四国・九州とこちらも異例となり、遠征時の移動の負担が大きくなる。
この辺りで西宮・奈良にどのくらいアドバンテージがかかってしまうのかも見どころとなる。
西地区は特に混戦が予想され、いかに連勝できるか、怪我人を出さないようコンディショニングの調整ができるのかも影響しそうである。
特にB2のチームではトレーナーを含めスタッフ構成が少数のチームもまだまだあるのでさまざまなアクシデントも十分起こりやすい。
Bリーグは土日と水曜ゲームで60試合戦うので、ハードな日程となっている。
さらにオールジャパンに勝ち残っているチームには負担となるため、チーム力の総合力が大切である。
B3リーグの見どころ
B3は昨シーズンまで別組織という立ち位置であったが、今シーズンよりB.LEAGUE傘下となっている。
しかし、現状B3はサイトも別扱いのままなのでその辺りはまだまだ整備に時間がかかるのであろう。
B3も力を入れているチームは多く、実際に岩手はプレシーズンでB1のチームを複数回勝利している。
チーム数が増加した激戦状況
昨シーズンB3で優勝した長崎、準優勝したA千葉がB2に昇格し、新規チームとして東京ユナイテッド、東京ダイス、湘南ユナイテッド、ヴィアティン三重の4チームが加わった。
今シーズンもカンファレンスなしの統一にてリーグ戦を繰り広げていく。
今シーズンは上位2チームが自動昇格と狭き門であり、B3も見どころ満載となることが予想される。
B3は関東のチームが圧倒的に多いので試合観戦もしやすいのではないだろうか。
必ず首都圏でどちらかのチームが試合を開催しているかと思うので、色々なチームを直接観戦する機会もあり、Bリーグの試合は首都圏でたくさん見ることができるのも嬉しい点である。
B.LEAGUE傘下になった初シーズン
B3は今シーズンから正式にBリーグ傘下となっているが、まだまだ情報が少なく、サイトも別のままであるため、現時点では変化が分かりにくい状況となっている。
この辺りは整備にまだまだ時間がかかってしまうのかと感じざるを得ない。
いずれにしても毎年チーム数も新規加入し、成長し続けている組織であるため、今後の期待も大きい。
私が所属する群馬クレインサンダーズ
私が現在所属しているのが群馬クレインサンダーズである。
アスレティックトレーナーとして活動させていただいている。
開幕節は太田市民運動公園にて滋賀に連勝し好スタートを切ることができた。
強豪揃いの東地区でダークホースとして良いポジションをキープしていきたい。
見どころ
今期から指揮を取っている水野宏太ヘッドコーチは、チームを大きく改革している最中で、チームの新たな文化、組織力を高めている。
非常に細かい指導のもと選手の長所を引き出す早い展開のバスケットは今シーズン見どころかと思う。
そして4月末に完成予定の新アリーナで群馬県太田市を拠点として新たなステージに立ち、ファンも更なるステージに導くことができるかと思う。
注目選手
PGとして新規加入した#16並里、成長著しい#14菅原、大ベテラン#7五十嵐、オールラウンダーの#4トレイの4名が個性を発揮してゲームを支配していくところは大きな見どころになるであろう。
フォワードにコンバートした八村選手も急成長し大いに活躍が期待できる。
リバウンドから早い展開に持っていける#3マイケルの存在はとても大きい。
新たな群馬のプレイスタイルで観客を魅了できるかと思っている。
その選手たちの体をしっかりサポートしていくのが私の仕事であるので体調含め良い状態をキープしていきたい。
チームの観戦ポイント
群馬クレインサンダーズは観戦することで粗品を提供することで有名とのこと。
開幕節ではトートバッグが配布されている。
この辺りも魅力的なところである。
今シーズンからチアリーダーが新たに編成され、観戦中のコートをさらに魅了して入れるであろう。
現在はまだ古い体育館での開催であるが、新アリーナができた際は多いに盛り上がっていくことが予想される。
私自身も新アリーナで活動できることが待ちどおしい!