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プロチームでマネージャーとして活動するには差別化して一歩先へ

学生さん

プロチームのマネージャーになりたいけど...

ほとんど公募がないから狭き門だけど、道はあります!

JUNK TRAINER
学生さん

マネージャーにはどんな資格が必要なんだろう...

そんな疑問にもお答えします!

JUNK TRAINER

プロチームでマネージャーになるには一般公募がほとんどなく、経歴やスキル、紹介等が採用のきっかけとなります。
マネージャーはチームのスケジュール管理など組織の動きのきっかけとなる部分です。

そのためとても重要なポストであり、新卒の方には正直任せられないのが現実です。
ですからプロチームに入ってもまずはアシスタントマネージャーとして経験を積む必要があるのです。

この記事ではマネージャーになるための6つのポイントとしてまとめ、あなたが狭き門を突破するためには差別化も必要という点で記していきます。
もちろんこの記事が全てではありませんが、少しでも参考になればと思っています。

まとめ

◾️マネージャーに必須な資格は自動車の免許

◾️プロのマネージャーになる6つのポイント

1. スポーツに関する知識と経験
2. チームマネジメントのスキル
3. コミュニケーション能力と信頼感
4. 記憶力と行動力
5. 健康とストレス耐性
6. 外国語力

◾️差別化するためには資格やスキルをもう一つ身につける

◾️差別化するためには資格やスキルをもう一つ身につける

私は現在プロバスケチームでアスレティックトレーナーとして活動しています。
プロチームでも20年ほど活動しているベテラントレーナーです。

日本のチームも何チームも移籍しているのでたくさんのマネージャーの方と一緒に仕事をしてきました。
実際にマネージャーの方によっても考え方やスキルが違い、皆独自のスタイルがあって個性や特徴があります。

一緒に仕事をしてとてもやりやすい方もいればやりにくい方も実際にいます。
これは環境によっても変化するので、その方のスキルが低いということではありません。

なぜなら、同じマネージャーの方と3チーム別のチームで活動させてもらったことがあり、とても尊敬している方です。
でもチームによって環境や組織のスタイルが変わるので対応の仕方も変わってくるのです。

そのチームによってアジャストが変化するのです。
チームスタッフは皆チームが変わると業務の役割や形式が変化するのでいかに対応するかがポイントとなります。

この辺りも含めてこの記事が少しでも役立てて欲しく思います。。

プロチームのマネージャーになるための資格

プロチームでマネージャーになるための資格は特にありません。

必ず持っておいた方がいい資格が1つあります。

必要な資格:自動車普通免許

マネージャーになるための資格として、何が必要かっていうと一番は自動車の免許だと思います。
どうしてもマネージャーはチームの車を運転して荷物の運搬をしたり、移動したりと車の免許が一番必須になるのかなというふうに思います。

車の免許はもうマストで必要になってくるかと思います。
これはプロチームに所属するにあたって、どんな競技でも共通して車の免許が必要になるかと思います。

練習会場が決まった場所でも試合会場は別の施設を利用することもあり、その際に荷物の運搬は発生します。
チームカーを運転するということが必須になるのがマネージャーの役割の一部だと思います。

プロチームのマネージャーになる6つのポイント

プロチームのマネージャーになるためには必要なスキルや能力があります。

6つのポイントがあるように思いますので記しました。

1. スポーツに関する知識と経験

まず1つ目はスポーツに関する知識と経験ということです。

実際に自分がその競技をやっていたやっていなかったということは関係ないと思いますが、その競技に関わっていたことがあるかないかというのは大きなポイントになると思います。
マネージャーは、実際に試合中にスコアをつけるという役割を与えることが多く、そのスポーツに関わったことがないところでプロチームで活動するというのは、なかなか厳しい条件になってしまいます。


ですから大体マネージャーがプロチームで活動するには、実際に大学とかでチームのマネージャーをやっていた経験という点はかなり生かされて、採用されるケースが多いと思います。

また選手からマネージャーになるという方も実際にいますし、コーチからマネージャーになるというケースもあります。
いろんな役職が違えど、その競技に関わっていたというところは大きい点だと思います。


ですからスポーツを全くやったことがない方、スポーツ現場未経験の方がいきなりプロチームのマネージャーに採用するかされるかというとそういうことはまず、起こり得ないわけです。

いずれにしてもマネージャー業というのも関わっていないとかなりマネージャーの仕事量というのは多いのでそのスポーツのベースとなる知識と経験というのが、重要視されるわけです。

2. チームマネジメントのスキル

2つ目のポイントとしては、チームマネージメントのスキルというものです。

プロチームではホームゲームの試合とアウェイゲームの試合という形で遠征がつきものになります。
ホテルの手配、移動手段の手配、チケットの手配などもあります。
自分でやらなければいけないシチュエーションとプロチームによっては旅行会社に依頼する形になるかと思います。

いずれにしてもその連携が必要になってきます。

マネージャーはスタッフ間との連携をしっかりしないと、スケジュール管理も含めて、マネジメントスキルというのがどれだけあるかは非常に大きなポイントになると思います。


実際にチームを動かすのは、ヘッドコーチではなくマネージャーになることが一般的です。
ヘッドコーチは選手やスタッフを動かしてチームを遂行させるっていうところですけど、そのベースとなるスケジュール管理、イベントの管理、試合のタイムスケジュールなどはマネージャーが作成しなければいけない部分なのでかなりの仕事量があるのが実際です。


フロントスタッフの連携もマネージャーがしなければいけない。
この部分がちゃんとしないと選手がいつイベントがあり、取材がありという事が、チーム側とフロント側でうまく連携してないと突然スケジュールが入ってきたりと予定が組めないわけです。

マネージャーの能力が非常に重要視されることがプロチームです。

3. コミュニケーション能力と信頼感

3つ目はコミュニケーション能力と信頼感です。

マネージャーはとにかく人と話すことが本当に大きな仕事の内容になると思います。
実際に選手も含めて、スタッフと話をして、コミュニケーションとって連携をとって、スケジュール管理する形になります。

しっかりと会話できるコミュニケーション能力を養っておかないといけないということです。
これは空気感とかももちろんあると思います。
人を受け付けないような空気感だったり、緊急なときの電話の対応とかも速やかにできるような配慮することも必要です。

いつ電話してもマネージャーと連絡が取れないでは、全然話が進まなくなってしまいます。
心を塞ぎ込んでしまうと、そもそもマネージャーとしての役割が果たせないわけです。

そういった行動が信頼感につながる形となって、選手・スタッフが任せて自分の専門分野の仕事を全うできるかという点は、マネージャーのコミュニケーション能力、信頼感、仕事をきっちりできるというところが大きなポイントになってくると思います。

4. 記憶力と行動力

ポイントの4つ目は記憶力と行動力です。
マネージャーさんは常に忙しいです。

選手やスタッフに確認されることが多いです。
ですからすぐに頭を切り替える能力が非常に大切になってきます。

事前の準備は大変な事ですが、大切なポイントになってきます。
いかに仕事を消化できるか、突然振られた内容をいかに速やかに臨機応変にできるかという対応能力や行動力が問われてきます。

マネージャーが全く解決できないと信頼感が出ないし、お願いしたのに行動してくれないとそういった部分でストレスを感じてしまいます。
フットワークも軽くしなければいけないし、休みの日がなかったりします。
そういったところを踏まえても、事前に準備しておく、自分自身の休みもしっかり確保できるようにする事はマネージャーにとっても必要な点です。

自分自身でできるように把握し、マネージメントが記憶力と行動力に繋がっていくのかと思います。

5. 健康とストレス耐性

5つ目としては、健康とストレス耐性もポイントになるのかと思います。

マネージャーはかなり多忙です。
朝から晩まで働かなければいけないというような状況に実際になってしまいます。

するとメンタルもやられてくるし健康を害してくることもあります。

ストレスがたまってきて、感情が爆発してしまうと、信頼感というのもできなくなってきます。
まずは自分の健康を考えて、対応できるようにしておくというところもメンタルな部分、身体的な部分と健康でなければなりません。

マネージャーは荷物の運搬も業務になると思います。
荷物を運ぶことにも体力的に負担がかかります。

健康とストレス耐性はプロチームのスタッフ全員に共通する事だと思います。

6. 外国語力

プロチームは男子の競技だと外国籍の選手がチームに加入することが多いです。
私が関わっているプロバスケBリーグには外国籍3名に帰化選手1名またはアジア枠の選手、さらに逆輸入の日本国籍と英語での会話が基本となってきます。

そのため外国籍の対応もしなければいけないのがチームスタッフに求められます。
もちろん通訳がいて、世話をしてくれる者もいると思いますが、基本的にスケジュールやイベントの管理を全部通訳の人がやってくれるかというと、なかなかそこまで手が回らなかったりします。

マネージャーが一緒になって活動しなければいけないケースもあり語学力が最低限あった方がいいのは全てのスタッフに言えます。
喋れなくてもそれはそれで業務としては成り立つケースもありますが、英語を喋れた方が1つの能力、差別化に繋がっていくのかと思います。

このあたりが6つ目のポイントになります。

マネージャーになりたいといってもプロチームで活動できるのはごく一部の狭き門です。
一度プロチームに関わることができれば、その経験値をかって頂き次のチームに移籍することも可能となるかと思いますが、いかにまずプロチームに関わるかという点であなた自身に人とは違う秀でるものがあると採用される可能性は高まるのかもしれません。

差別化して一歩先へ

プロチームのマネージャーは一般公募がほとんどないです。
だから就職したくても、就職案内というのもないし、公募することはかなり少ないです。

ですから口コミとか人からの紹介といった形でマネージャーというのは採用されることが多いものです。
自分自身をいかにアピールできるかといったときに、何か特別なものがあった方が差別化できて、一歩先に行けるというところだと思います。

そのためにはまず自動車の免許はもちろん必須になると思うし、英語力があるととても有利になります。
チームスタッフでも特に通訳が体調不良になってしまうと代わりに英語を喋れる人が対応しなければいけないということが実際に起こります。

ですから差別化するというところで英語力はマネージャーが持っている一つのスキルとしてあった方がいいと思います。

その他の資格

最近プロの現場で思うことがマネージャーが栄養士の資格を持っていたらかなり差別化できるかと思います。

遠征や試合での補食の手配、ホテルでの食事の調整をダイレクトにできればかなり強い武器となると思っています。

プロチームはまだ現状栄養士をしっかりと抱え込んで対応できているプロ球団はどれぐらいあるかというと、野球とかサッカーなどはかなり進んでると思うんですけどバスケットボールに関してはまだまだ栄養士がチームに関わっているというケースは少ないです。

スタッフ構成から栄養士は後回しにせざるを得ない状況で、プロチームで採用はまだまだ難しく、栄養士のスタッフを雇う予算が立てられないというのが現状です。
ですからそこの部分を補うために、トレーナーやストレングス、栄養士もパートタイムや講習会程度といった浅い関わりしかできないのが現状です。

ですからマネージャーが栄養士の資格を持っていると、かなり強いというふうに思います。

トレーナーに関してはダブルスクールが当たり前です。
アスレティックトレーナーの資格だけではなくて医療資格を持っているという形で2つの学校に行って2つの資格を取っている事が差別化となり、プロチームに関わりやすくなるっていうのが現状です。

ですからマネージャーになるために自分が他のマネージャーよりもいかに優れているのかというところで、もう1つ資格や特技があると非常に強くなり採用される可能性は高まるのかと思います。

それ以外の資格でも行政書士は契約に関して強くなりますので、チームスタッフとしてのマネージャーを経験したのちにチームに残って契約面の対応する専門家としてもチームの社員としても可能性は高くなり、GMやアシスタントGMというステップアップにつながる可能性も秘めています。

マネージャーは肉体的、精神的にもハードな仕事です。
よっぽどスキルの高い方でなければ長期的に務まる仕事なのかという点もあります。

その辺りを人生設計した時に、チームのマネージャーを経験した後どのような仕事で活動していきたいのかをイメージしておくと、何も資格がないよりも若い頃にもう一つ資格を取得して差別化でき、マネージャーとして関わったキャリアを活かして就職や独立も視野に入れて考えると成功する可能性は高まります。

まとめ

プロチームのマネージャーになる6つのポイントというところで紹介させていただきました。
そしてもう1つ資格や特技を活かして差別化すると可能性は高くなります。

差別化して一歩先へというテーマで記載しましたが、実際にプロチームの現場で活動していますが、私トレーナーはマネージャーの方の力量によって仕事の進め方が大きく異なってしまいます。
それだけチームにとってマネージャーの存在は大きく、できるマネージャーのチームはストレスや不満が少ないものです。

まとめ

◾️マネージャーに必須な資格は自動車の免許

◾️プロのマネージャーになる6つのポイント

1. スポーツに関する知識と経験
2. チームマネジメントのスキル
3. コミュニケーション能力と信頼感
4. 記憶力と行動力
5. 健康とストレス耐性
6. 外国語力

◾️差別化するためには資格やスキルをもう一つ身につける

◾️差別化するためには資格やスキルをもう一つ身につける

プロチームのマネージャーは狭き門です。
バスケの場合選手12-14名に対してマネージャーは2名程度です。
それだけ採用されるのは困難な道なわけです。

ですから狭き門の中にいかに自分が就職できるようにするかというところがポイントになります。
現状プロチームのマネージャーになるための必須の資格は特にないのです。
だからあなたがこれだと思った資格や技術を取得して差別化できる大きなチャンスをものにしてください。

この記事が参考になれば幸いです

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