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スポーツ選手のためのCBD摂取に確認すべき8つのポイント

2021年12月13日

CBDアスリート

CBDって何!? と思っている方も多いかと思います。

この記事ではスポーツ選手をはじめ、CBDに関心はあるけれど、なんだかよく分からないという方に読んでいただければと思って記しました。

この記事を読むことで、CBDに関する理解や基礎知識として押さえておくべきポイントを8つの項目に分けて解説していきます。

私は現在プロバスケチームのトレーナーとして活動し、医学の道も30年をすぎました。

スポーツ選手をはじめ、注目されつつあるCBDに関して分かりやすくお伝えし、あなたの知識として役立てて頂ければと思っています。

 

CBD摂取に確認すべき8つの項目

  1. カンナビノイドとは
  2. CBDの原材料は何か
  3. CBDの製品タイプ
  4. CBDを抽出する方法
  5. CBDの1回あたりの最適量
  6. 自分に合った摂取方法を見つける
  7. CBDに関しての注意点
  8. ドーピングは大丈夫か

上記のポイントを分かりやすく記していきます。

 

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スポーツ選手のためのCBD摂取に確認すべき8つのポイント

CBDを購入・摂取する前に事前に確認するべき点があります。

ここをしっかり理解しないと、CBDの製品にはTHCという日本では違法な成分が混入している場合もあるためです。

海外では合法であり、日本とは異なる点も多いので、製品を選ぶ際のポイントを知識として理解しましょう。

 

1.カンナビノイドとは

カンナビノイド図

大麻草の中には100種類以上のカンナビノイドが含まれている。

その中にはCBDやTHC、CBN、CBGなどがあり、カンナビノイドとはそれらの総称である。

■ 代表的なカンナビノイド

  • CBD (カンナビジオール) さまざまな症状によく、ハイにならない
  • CBN (カンナビノール) 近年研究が進み、ハイにならず、経口摂取で炎症症状に
  • THC (テトラヒドロカンナビノール) 医療大麻として開発されるも、日本では違法のいわゆる大麻、ハイになる

 

■麻薬及び向精神薬取締法

成分 使用 所持
CBD 使用可能 使用可能
CBN 使用可能 使用可能
THC 禁止 禁止

日本ではTHCの使用・所持は法律で禁止されている。

 

CBD/CBN/THCの詳細はこちらを参考に

アスリートのためになるCBDとCBNとTHCの知識と3つの違い

 

2.CBDの原材料は何か

大麻草とヘンプからCBDは抽出できる

CBDを抽出する際は、成熟した茎(くき)と種(たね)のみが認められている。

CBDを日本で販売する際には、成熟した茎と種からのみ抽出されている証明書を厚労省に提出する義務がある。

それ以外の葉、花、枝は大麻に当たってしまい、違法となってしまう。

 

ヘンプはTHCの含有量が少ないのが特徴である。

しかし、有害物質を多く含むケースがある。

■ バイオアキュームレーター

大麻草やヘンプは土壌を根から吸い上げる植物であり、バイオアキュームレーターと呼ぶ。

大麻草 < ヘンプ 

ヘンプの方がより吸い上げる植物である。

栽培環境で細菌、真菌、殺虫剤、重金属などの汚染物質も取り込んでしまう性質がある。

そのため中国やルーマニアは殺虫剤規制法がないので安全性に低く、ヘンプは栽培環境に大きく影響してしまう。

2018年にヘンプの栽培と商業利用がアメリカでも認められ、ヘンプ原料のCBDが合法として認められ、安全性が確保できればTHCの影響がないCBD製品の期待が注目されている。

 

世界地図

■ 国によって異なるTHCの考え方

国や地域 THC含有量
アメリカ(州で異なる) 0.3%以下なら合法な州も多い
カナダ 0.3%未満なら合法
ヨーロッパ 0.2%未満なら合法
ロシア 0.1%以下なら合法
スイス 1%未満なら合法
日本 違法

日本ではTHCの使用・所持が違法となるため、THCが含まない製品のCBDとなる。

 

3.CBDの製品タイプ

現在CBDの製品にはたくさんの種類やタイプがありどれがいいのか分からない方も多いかと思います。

CBDの摂取方法を解説していきます。

CBDの摂取方法

  1. 吸入
  2. 経口摂取
  3. 舌下投与
  4. 局所投与
  5. 経皮吸収

この5つの方法となります

CBDの摂取方法

1.吸入(吸うタイプ)

ベーピングともいい、気化させて吸うタイプ

肺に吸収されて直接血中に入ります。

数分で効果が現れ、30分程度でピークで吸収率は高く2-4時間程度持続します。

ベーピング/リキッド/ペン/ワックス/カートリッジ/パウダーなど

2.経口摂取(飲む食べるタイプ)

食べるタイプをエディブルと言います。

胃から肝臓で代謝され血中に入ります。

吸収率は低く、効果が出るのに30-90分程度かかり、6-8時間持続します。

グミ/カプセル/クッキー/プロテインバーなど

3.舌下投与(垂らすタイプ)

舌の裏側に90秒程度保持させます。

舌下や口腔内粘膜には毛細血管が多くCBDを拡散させ血中に入ります。

15-30程度で効果が出て、4-6時間持続します。

オイル/ティンクチャーなど

4.局所投与(塗るタイプ)

皮膚につける薬をトピカルと言います。

皮膚から血中には入り込まないのですが、皮膚にあるCB2受容体と結合し、痛みを軽減させる働きがあります。

15分程度で効果が出て、2-4時間持続します。

クリーム/バーム/フェイスマスク/リップ/フットマスクなど

5.経皮吸収(貼るタイプ)

CBDではなく、医療大麻の医薬品として、経皮パッチとして使用されています。

肌に貼り付けることで、皮膚の真皮を通過して血中に入っていく。

15分程度で効果が出始め、4-12時間持続します。

パッチなど

 

■ 摂取方法一覧

摂取方法 効果 持続時間 吸収
吸入(吸うタイプ) 数分 2-4時間
経口摂取(飲む食べるタイプ) 30-90分 6-8時間
舌下投与(垂らすタイプ) 15-30分 4-6時間
局所投与(塗るタイプ) 15分 2-4時間
経皮吸収(貼るタイプ) 15分 4-12時間 ゆっくりと

 

4.CBDを抽出する製造方法

CBDを抽出する製造方法には3つあります。

その製品がどのように製造されたかを知ることで含まれるカンナビノイドがわかってきます。

CBDの製造方法

  1. アイソレート
  2. ブロードスペクトラム
  3. フルスペクトラム

 

1.アイソレート

カンナビノイドの中でもCBDのみを抽出し製品にしたタイプ

CBD単品の製品ということです。

粉末状のパウダーとして精製されたものとして製品になっている。

CBDのみ

2.ブロードスペクトラム

THC以外のカンナビノイドが含まれるもの

THCは含まなが、CBDやCBN、CBGなどは含まれているもの

THC以外のカンナビノイドが複数含まれている

3.フルスペクトラム

カンナビノイドが複数含まれ、THCも含まれているもの

CBD、THCも含まれ、CBNなど、その他も含まれているもの

 

■ 製造方法によるカンナビノイドの見分け方

製法 CBD THC その他
アイソレート 含む 含まない 含まない
ブロードスペクトラム 含む 含まない 含む
フルスペクトラム 含む 含む 含む

なぜこのように分類し製造されているのか

 

 

■ アントラージュ効果

カンナビノイドは単品よりも複数同時に摂取した方がより効果が現れやすくなる働きがある。

CBDも単体で摂るよりも、THCを同時に摂ることで働きがより高まると言われている。

他のカンナビノイドでも相乗効果が働くので、単体で摂るよりも複数摂った方が良い方もいるので、製造方法が複数存在するわけである。

 

ドーピング対象者は要チェック

カンナビノイドの中でドーピング検査で使用可能なものはCBDのみである。

CBD以外のカンナビノイドはドーピング陽性となってしまうから要注意!

 

ドーピング検査対象のスポーツ選手はアイソレートの製造方法を選ぶ必要がある
JUNK TRAINER

 

5.CBDの1回あたりの最適量

人間の身体にある調節機能

人間の体内には、生きて行くための身体調節機能があります。

食欲、痛み、免疫調整、感情制御、運動機能、発達と老化、神経保護、認知と記憶などの機能を備えている。

その機能をホメオスタシス(恒常性)といい、その維持のために休まず働き続けているのがエンドカンナビノイド・システム(ECS)というものです。

このエンドカンナビノイド・システムに働きかけるものがCBDやTHCなどのカンナビノイドたちであることがわかっている。

 

エンドカンナビノイド・システムの詳細はこちらを参考に

誰でもわかるエンドカンナビノイド・システムとは【ECS】

 

CBDの働きは個人によってもさまざまである

CBDの働きは人によって違ってくる。

そのため、一概に何に良いということは言い難いわけである。

奇跡的な効果が出る人もいれば、なんの反応もない方もいるということである。

 

マイクロドージングとは

身体に良い影響が出ている体感をすることはできなくても、身体調節機能に有効に働きかけている。

CBD 2〜5mgがマイクロドージングを発揮できる用量と言われている。

体感できなくとも、抗炎症作用と神経保護作用の働きは身体に作用している。

 

CBDの容量の決め方としては少しづつ始めて、ゆっくり増やして調整するようにすると良い。

例) 最初はCBD5mg入りのグミを食べてみるなど良いかと思う。

 

用量の確認方法 (ティンクチャー)

CBD容量

ティンクチャータイプのCBDオイルは舌下投与にて、口腔内粘膜の毛細血管を通して血中に吸収させるタイプです。

 

ティンクチャーのボトルは30ml(1オンス)入りが一般的です。(10mlもあります)

ティンクチャーのスポイト部の目盛は1mlです。

1mlでおよそ20滴

CBDオイルを例として

例) 30mlのティンクチャーにCBDが1500mg入っていて1万円する製品とします。

1ml(20滴)あたり50mgのCBDが含まれている。

1滴あたり2.5mgのCBDが含まれていることとなります。

1回の摂取に2滴舌下に垂らせば、5mgのCBDを摂取したことになります。

1回2滴だと30mlで300回使用でき、1回2滴で33円程度

1回4滴、CBD10mg摂取しても67円程度

コスパ的には良いかと思います。

身体に合わせて徐々に増やして調整し、自分の身体に適した数値を確認していきましょう。

 

このようにCBDオイルのティンクチャーのタイプもCBDをどのくらい摂取しているのか確認ができます。

 

6.自分に合った摂取方法を見つける

CBDをとるときにはさまざまな点から確かめて、自分自身の合った方法を見つけるようにしましょう。

ココがポイント

  • 試しながらCBDの摂取用量をコントロールする
  • いつ摂取すれば良いのか 夜寝る前が良いのか、日中が良いのかなど
  • どのタイプの製品が自分に合っているのか 吸入/経口/舌下/局所
  • 同じタイプでもどのブランドが自分にマッチしているのか
  • 1日に何回摂取すると良いのか
  • 大麻草由来またはヘンプ由来
  • 上記を確認するための日誌をつけて分析しよう

 

7.CBDに関しての注意点

注意点

■CBDの保管方法

直射日光を避けて冷暗所に保管するようにしよう。

 

■CBDの類似品に注意

ヘンプオイルやヘンプ抽出物はCBDとは異なるので注意が必要である。

AmazonではCBD製品の取り扱いができないため、CBDは販売されていないのが現状である。

そのため、Amazonに売っているものは類似品のため購入しないようにしよう。

 

■検査表記、成分表記があるか確認しよう

日本ではTHCが含まれた製品は輸入が禁止されているため、発売ができない。

そのため、THCが含まれているか等検査ラボのテスト結果が確認できる製品や会社の方が安心・信頼できる。

栽培方法や有害物質なども検査結果に記してあるのかはポイントとなる。

 

■CBD製品のチェックポイント

チェックポイント

  • 原料の栽培状況 土壌汚染はないか
  • 抽出技術の不足はないか THCの混入
  • ラベル表示は正確なのか
  • 添加物や香料添加物はどうなのか

確認するのはとても難しい点があるが、身体に入れるものなので安心安全信頼できる製品を求めよう。

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8.ドーピングは大丈夫か

WADA禁止表

WADA(世界アンチ・ドーピング機構)の禁止表にS8.カンナビノイドと記されている。

 

ドーピング検査には

  • 競技会検査 試合や大会後の検査
  • 競技会外検査 抜き打ち検査

カンナビノイドは競技会検査で禁止となっている。

 

カンナビノイド ドーピング

参考:薬剤師のためのアンチ・ドーピングガイドブック

カンナビノイドの中でも例外としてカンナビジオール(CBD)のみ禁止されていない。

そのため、CBDのみは禁止物質ではないということである。

 

カンナビノイド 競技会検査 競技会外検査
CBD 禁止されない 禁止されない
THC 禁止 禁止されない
CBN他 禁止 禁止されない

CBDのみの製品はアイソレートの製造方法となる。

 

■日本と海外の選手の違い

よく海外の有名選手はCBDを摂取している、といった情報が流れてくる。

先ず日本はTHCが違法であり、0.1%でも混入していると違法となってしまう。

そのため、そもそもCBDを摂取できる製品が限りなく少なくなってしまう。

海外の選手の場合、アメリカでも州によっては合法となっているため、大会中でなければCBD以外のカンナビノイドを摂取しても禁止物質ではないので、問題はない。

大会中の競技会検査では CBDのみ禁止されないので、その他のカンナビノイドが検出されればドーピング陽性となってしまう。

 

日本に輸入されている製品は、THCが不検出で合格をいただいた製品が販売されている。

しかし、実際に幾度もTHCが含まれていたことが発覚し、日本での発売が中止されている製品も多数あるので不安材料となる。

そのため、ドーピング検査対象のアスリートにとっては、あくまでも自己責任となるため、大きなリスクを犯してまで、CBDを摂取する必要性があるのかということを今一度見つめ直してほしい。

CBDの製品に関しての詳細はこちらを参考に
CBD製品ってドーピングは大丈夫なのか!?

 

まとめ

CBDの摂取に確認すべき8つのポイントを記しました。

もう一度おさらいしましょう

CBD摂取に確認すべき8つの項目

  1. カンナビノイドとは CBD/THC/CBNなど100種類以上の成分の総称
  2. CBDの原材料は何か 大麻草やヘンプの茎と種からできている
  3. CBDの製品タイプ 吸入/経口摂取/舌下投与/局所投与/経皮摂取
  4. CBDを抽出する方法 アイソレート/ブロードスペクトラム/フルスペクトラム
  5. CBDの1回あたりの最適量 自分自身の身体に合わせ徐々に増やしていく
  6. 自分に合った摂取方法を見つける オイル/ベープ/グミ/カプセル/クリームなど
  7. CBDに関しての注意点 保管方法/類似品に注意/表示や検査
  8. ドーピングは大丈夫か CBDのみ禁止されない

以上の8つのポイント確認してCBD製品を使用するようにしましょう。

 

追伸として

CBDは身体の調節機能に関与するエンドカンナビノイド・システムに働きかけることで、さまざまな身体への良い反応が期待されていて、なお近年研究が進んでいるのでより進化していくと思われます。

そのためにはカンナビノイドの知識をつけ、正しい選び方・使い方を身につけてください。

またドーピング検査対象の選手には、まだまだ不安のある製品でありますが、今後より良い安全安心な製品も出てくるかと思います。

個人的にもアスリートやスポーツをする方々にとつてCBDが当たり前のように使われ、コンディションに良いアイテムになることを願っています。

 

この記事が参考になれば幸いです。

参考:CBDのすべて


CBDのすべて

アスリートのためになるCBDとCBNとTHCの知識と3つの違い

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