マネージャーに必要なスキルって何...
マネージャーになるにはどんな資格が必要...
これだけはないとダメな物ってあるのかな..
こんな疑問にお答えします
私は現在プロバスケチームでトレーナーとして活動しています。
長きにわたりプロチーム活動し、たくさんのマネージャーの方々と関わってきました。
プロチームでマネージャーとして活動することは難関です。
なぜなら一般公募は、ほぼない職業のためどのようにして採用されるかが未知な部分かと思います。
マネージャーはチームを管理するかなり重要なポジションとなる為、人選にあたり人間性も問われます。
この記事ではマネージャーに必要なスキルや資格を紹介し、この記事を読むことで疑問が解消されれば幸いです。
結論
マネージャーに必要なスキルと資格
- ノートパソコンの操作
- データ整理術
- 情報処理能力
- 健康な身体
- 学歴は必要なし
- 英会話力があると強い
- 自動車普通免許は必須
プロバスケチームのマネージャーに必要なスキル
プロチームがマネージャーを採用する際のポイントとして、チーフマネージャーとアシスタントマネージャーでマネージャーの仕事が務まるように考えます。
その為、最低限どちらかが対応できれば大丈夫なように人選します
- チーフマネージャー
- アシスタントマネージャー
2人のどちらかが仕事をこなせればチームは回ります。
ただし1名体制のチームではマルチなタイプが求められます。
1.パソコンの操作
現在の若い世代はスマートフォン中心になりつつあるかと思いますが、マネージャーはパソコンの操作能力は必須となります。
多分全てのチームのマネージャーはノートパソコンを所有しているかと思います。
遠征先でもパソコンでの作業は絶えないので必須アイテムとなります。
パソコンでも一般的なOFFICE的なソフト(メール、ワード、エクセル、PDF)は使いこなせるようにしなければ務まりません。
専門的な知識というわけでなく、使いこなせるレベルが必要ということです。
- ノートパソコンを使いこなそう
- メール、PDF化できるように
- ワード、エクセル
- ポケットWi-Fiは必須アイテム
- スマートフォンとPCの連携
2.データ整理術
プロチームのマネージャーは資料が膨大な量になります。
- チーム情報管理
- フロントスタッフとの情報管理
- リーグとの情報管理
- 旅行会社等との情報管理
- アウェイチームとの情報管理
たくさんの情報がメールや資料としてPDFファイルでメールで添付されてきます。
どの資料がどこにあるのかわかりやすく、パソコンの中での整理が必要です。
3.情報処理能力
上記のように様々なところから連絡や打ち合わせが随時発生します。
ミスのないように情報管理し、処理し、対応する段取りをできるようにしなければなりません。
うっかりミスが許されないケースも出てきます。
- チームのスケジュール管理
- 遠征の手配(移動手段、ホテル、荷物の準備)
- チームの広報との連携
- 相手チームとの連携
- ホームゲームの段取り
- ユニフォームの管理
- 練習中の電話対応
たくさんのことを1-2名で対応しなければならないため、事前の準備や仕事のゆとりが出るように工夫する必要があります。
4.健康な身体
チームの動きの中心はマネージャーがいかに効率よく段取りするかにかかっています。
その為、マネージャーが欠勤するようではチームも機能しなくなってしまいます。
マネージャーはチームを管理する責任者なので、まずは自分自身を健康面も含めて管理できるようにしましょう。
- 仕事量が多く、過労から体調を崩しやすい
- できて当たり前、ストレスも多い
- キャパオーバーで精神的負担も多い
- 人間関係のトラブルも多くなる仕事柄
- オンとオフの区別が無くなりがち
- やりたくない雑務の仕事も実際多い
このようなことから病気になってしまうケースもあるのがマネージャーです。
Bリーグでもシーズン途中でマネージャーがリタイヤすることは珍しくない。
プロチームのスタッフがメンタルをやられることに関する記事はこちら
チームでも各職種にて心の病に陥るケースがある
プロバスケチームのマネージャーに必要な資格
Bリーグのマネージャーの場合、外国籍選手なども多く、チームでの共通言語で英語は当たり前のように使われている。
英語力があるととても役に立つケースは多い。通訳ではないので、カタコトでも外国籍選手やスタッフと直接会話できるレベルであると仕事がうまく回ることは多い。
チームに採用される際に国家資格や民間資格でもあると役に立つことは多い。
5.学歴は特に必要なし
学歴は特に問われることはない。
ただし、チームに採用されるケースで多いのは、大学でバスケットボール部のマネージャーを経験していた事はポイントとなる。
- 学歴は特に問題ない
- 大学の部活でマネージャーは有効
- 英会話力があると強い
- バスケのスコア記入は必須
6.英語力
英語系の資格は特に必要ありません。
チーム内に通訳がいますので、通訳と英語で会話すればどの程度の語学力か一瞬で見抜かれます。
選手とのスケジュール調整など、実践的な英会話が求められるので、英語は話せた方がやはり良いです。
ただ、詳細に関しては通訳が関与しますので、外国籍選手がしゃべったことを理解し、返答できればというレベルでもOKです。
7.自動車普通免許
自動車の免許だけは必須です。
田舎では当たり前ですが、都内などの都会なエリアでも必須となります。
マネージャーはチームカーでチームの荷物を運ぶことがとても多く、免許は必須で、ペーパードライバーでもダメです。
また違反して免停になると仕事ができなくなるケースも多いので、安全運転がベースとなります。
マネが最も必要なもの
断然、自動車の免許です
パソコンのスキルや英語はチームで活動していれば徐々に向上していきます。
しかし、自動車の免許は忙しいマネージャーにとっては、教習所に通う時間、スケジュール調整がとても難しく、プロチームで働いてから取得するということは現実的に不可能です。
自動車の免許取得なら合宿免許がオススメ!
合宿免許は費用がかなり安い、往復の交通費補助金制度、食事込みも、友達と旅行気分で一緒に選べる、新たな出会いや同じ境遇など短期間で取得できるから忙しい方にも取得しやすいです
まとめ
プロチームになるためのマネージャーのスキルや資格を記してきました。
まとめ
マネージャーに必要なスキルと資格
- ノートパソコンの操作
- データ整理術
- 情報処理能力
- 健康な身体
- 学歴は必要なし
- 英会話力があると強い
- 自動車普通免許は必須
上記の7つのスキルと資格があるとマネージャーとして十分役割を全うできるかと思います。
しかし、プラスして大切な事は『行動力』になります。
プロチームではマネージャーの一般公募は基本的に行わず、いかに行動してルートを開拓するかという点になります。
自分の名前が候補の1人になれるようどう行動すれば良いか考えて見てください。
今回の記事がプロチームでマネージャーになりたい方の参考になれば幸いです。
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