プロバスケBリーグのプロチームやプロ選手が最も使用しているセルフケアグッズとしてハイパーアイス社のハイパーボルトである。
以前は電気系の治療器の人気がありましたが、現在は振動系のマッサージグッズがとても人気となっています。
その中でも代表的なものがハイパーボルトです。
私は現在プロバスケチームのアスレティックトレーナーとして長年関わっています。
現在チームでもハイパーボルトを2つ所持してプロ選手のセルフケアに活用しています。
この記事では、ハイパーボルトの詳細や使い方、実際のプロの現場での使用方法など紹介し、この記事を読むことで振動系のケアグッズの中で迷っているあなたにもハイパーボルトの魅力が伝われば幸いです。
結論
- バスケでは試合中もベンチで選手自身で活用できる最強グッズ
- 静音で使用中も気にならない
- 5種類のアタッチメントで体の状態や部位でも使い分けできる
- 使用に際し、女性にとっては重さは感じる点はマイナスポイント
- ハイパーボルトとハイパーボルト+は使用感での違いはほぼ無し
- 買う価値は大いにあり、家族で使用できる
ハイパーボルトプラスとハイパーボルトを徹底比較
ハイパーボルトとハイパーボルト+
■ハイパーボルト
2018年に発売され、シルバーカラーのボディ
■ハイパーボルト+
2-19年に発売されたブラックカラー
■HYPERVOLTとHYPERVOLT+2つの違い
- パワーの差は体感でも正直変わらないレベル
- 重量もそこまで大きな差は感じなかった
- バッテリーは1回の使用では全く問題ないが数日間使用した場合に感じるでしょう。
- 正直使用に際して差はないレベル
- 購入に際しては好みのカラーになりそう
- 正直何が+なのかなと使用して感じたくらい
製品 | HYPERVOLT+ | HYPERVOLT |
発売 リニューアル | 2019年10月
| 2018年4月 2019年6月 |
モーター出力 | 90w | 60w |
重量 | 1.3kg | 1.1kg |
バッテリー稼働 | 2.5時間 | 3.0時間 |
サイズ | 縦25/横17/幅6cm | 縦25/横17/幅6cm |
振動数 | レベル1 30㎐ レベル2 40㎐ レベル3 53㎐ | レベル1 30㎐ レベル2 40㎐ レベル3 53㎐ |
回転数 | レベル1 1800 レベル2 2400 レベル3 3180 | レベル1 1800 レベル2 2400 レベル3 3180 |
アタッチメント | 5種類 | 5種類 |
プロチームでも御用達(チーム管理)
現在プロチームでも使用していて、仙台89ERS(プロバスケチーム)でも2台所有しています。
チームではハイパーボルトを使用している。
練習時の使用
練習前に筋肉をほぐす目的にて使用します
どちらかというと練習前に良い状態にして練習に臨むという形のセルフケアとして使用しています。
練習や試合の前にほぐしておくポイント
大腿部外側には腸脛靱帯という固くなりやすい太くて厚みのある靭帯があります。ここが張ってくるケースがとても多い
大腿四頭筋の最も長い筋肉が股関節の前につきます。この部分がとても張りやすく硬くなりやすい傾向です
お尻の横には硬くなりやすいポイントがあり、股関節の動きが悪くなるのでお尻の横もほぐしましょう
使い方のポイント
- 筋肉に垂直に当てて保持する
- ゆっくりとズラしながら動かす
- 筋肉の走行に沿ってほぐしていく
- 筋肉の走行に対して垂直に動かす
上記の手順で行うと筋肉が緩みやすいです。
※強くやりすぎは良くありません。
※長時間やりすぎも良くありません。
軽めに短時間ためして翌日の反応があるか確認してから徐々に筋肉に慣らしていきましょう。
試合での使用
試合前も練習と同様に使用し、試合中は足の疲労や腰の張りがでた際にタイムアウトやベンチにいる際に短時間活用します。
チーム使用での注意点
- 手で持って使用するため、コロナ禍なので衛生面に配慮して消毒
- バッテリーの充電をし忘れると使えなくなってしまうので注意
- アタッチメントが紛失する事があるので確認する
- ケースで持ち運ぶので結構重いのと荷物がかさばる
- 2年以上使用しても耐久性はある
プロ選手の個人保有も当たり前(個人管理)
最近では選手個人で所有しているケースは多い。
我々のチームでも個人で所有している選手は半分の選手が所有している。
自分専用として
選手は練習や試合前に自分のペースがあり、毎日行うルーティンがある。
そのタイミングで使用する場合チーム用だと他の人と被るケースもあるため、個人で所有する選手は多い。
家での使用として
毎日選手もチームのトレーナーがケアできるわけではないので、セルフケアとして活用している。
入浴後の筋肉が柔らかくなった際にさらにハイパーボルトを使用するとより効果的なので自宅用として活用しているケースもある。
腹部で肋軟骨に沿ってほぐすと背筋が伸びやすくなります。
胸部には鎖骨があり、鎖骨の動きが悪くなると肩の動きに影響します。
脇の下は神経や血管が多く、大胸筋の下にある小胸筋が硬くなりやすいと胸が詰まってきます
家では丁寧に自分ではできない部位をハイパーボルトを使ってほぐすと有効です。
まとめ
ハイパーボルトとハイパーボルト+を比較し、使用方法も紹介しました。
性能的にはどちらも同等なレベルで、体感としての差はないレベルでした。
まとめ
- バスケでは試合中もベンチで選手自身で活用できる最強グッズ
- 静音で使用中も気にならない
- 5種類のアタッチメントで体の状態や部位でも使い分けできる
- 使用に際し、女性にとっては重さは感じる点はマイナスポイント
- ハイパーボルトとハイパーボルト+は使用感での違いはほぼ無し
- 買う価値は大いにあり、家族で使用できる
あなたのセルフケアグッズとしても良いし、家族の健康管理のアイテムとしてもよく、リビングに置いておくと有効活用できるアイテムだと思います。
疲労の蓄積から痛みになり、痛くなると動かさなくなることで硬さが出てきます。日頃からケアして慢性症状にならないようほぐして快適なライフスタイルを得て笑顔な生活に過ごしましょう。
この記事があなたの健康に役立てれば幸いです。
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